(1)簡単な計画づくり
目標の実現には、計画づくりが重要です。ただし、計画倒れにならないためには、まずは、短期間で実現できる目標を立て、少しづつ実現していくことです。
まず、1ヶ月を「1ステップ」にし、1ヶ月に1度、「チェック」することから始めてみましょう。月1回の振り返りを基本にした計画づくりからスタートするのが、無理ない計画づくりです(当然、業務に応じて、多様な計画づくりがあります)。
(2)目標実現を「楽しいこと」にする
「目標管理」は、個人の自主性を重んじるものですが、管理監督者の方にとっては、ご自分の部下が自分で立てた目標を達成するために、動機づけを行う必要があります。
自分の立てた目標を常に気にかけてくれ、定期的に評価してくれる上司がいる職場では、部下の方も「目標の立て甲斐」「達成のための努力のし甲斐」があるというものです。
可能な限り、計画実践が「楽しいこと」となるような、工夫が求められます。
(例)楽しい工夫の例
・お客さまからほめられたら、「表彰」する
・一日の目標を達成したら、「全員で拍手」をする
・改善はゲーム感覚で(何かできたら「小さな賞品」が与えられる)
大人はあんまり「ほめられること」がありません。このように、ちょっとしたことですが、いい気分で目標を実現できるような工夫が、実は鍵を握っています。
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