■気持ちを切り替える
就職活動は長期的なものです。慣れないスーツを着て電車を乗り継ぎ、毎日のように様々な企業を訪問し面接を受けます。そんな中、私にとって最も大変なことはモチベーションを常に保ち続けることでした。志望度の高い企業を落ちてしまったり、就職活動への不満や理不尽さに嫌気がさしてしまったりしたことも度々ありました。
しかし、いつまでも周りのせいにして落ち込んだままでは前に進めません。そんなときは「こんな落ち込んだままの自分じゃ落とされて当たり前だ」と悲観的な自分を叱咤しました。
企業側もどんな失敗にもへこたれない、前向きな人材を求めているはずです。
落ち込む時間を短くし、気持ちの切り替えを心がけることで、就職活動はより楽しいものになるはずです。
■面接官に感謝する
面接で落とされてしまったときに「上手く志望動機が言えなかった」「圧迫面接で何も上手に話せなかった」と反省することは大切なことです。ですが、私は「きっとこの会社にはたとえ受かっても上手くやっていけなかったのだろう」と思うようにしました。
就職活動は、資格試験やTOEICのように合格ラインに達すれば受かるようなものではありません。面接官は志望動機や能力だけでなく、学生の考え方や性格を見極めながら「この人はうちの会社でやっていけるか(向いているか)」という視点で判断しています。
そのため、たとえ落とされてしまっても、見極めてくれた会社側にむしろ感謝する思いで受けていけば、就職活動はより楽しいものになるはずです。
■「好きなモノ」で乗り越える
就職活動中は先の見えない不安から常にプレッシャーとの戦いになります。しかし、あまり就職活動のみになりすぎず、時には頑張る自分にご褒美をあげて、リラックスすることをお勧めします。
私は面接の待ち時間に好きなカフェに行ったり、好きな本を読んで気分を高めたり、時には友人と食事に出かけたりして長い就職活動を乗り越えました。
好きなモノと両立し、モチベーションを高めていくことで、就職活動はより楽しいものになるはずです。
目標は高く、でも背伸びをしすぎず、ありのままの自分の姿で、就職活動を人生の貴重な体験として楽しく取り組んでいただけたらと思います。
☆次回もお楽しみに。