ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】

ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

電話の取り次ぎ方  ~怪しい電話には「どのようなご用件でしょうか?」と聞く

やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面48】

電話の取り次ぎ方  ~怪しい電話には「どのようなご用件でしょうか?」と聞く

ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。

【大前提】
対お客さま:常に相手を立てて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず、素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない

このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか、確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。


■今日のテーマ

電話の取り次ぎ方~「どのようなご用件でしょうか?」と聞く

レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項

レベル1
(1)「会社名」「名前」の確認をする
(2)取り次ぐ方にも挨拶と名乗りを忘れない
(3)お待たせする際、保留を忘れない

レベル2
(1)セールス電話を見分ける(オペレーターしゃべり、役職で問い合わせをしてくる、会社名を名乗らないなど)
 例:「社長いらっしゃいますか?」
   「営業部の部長さんいらっしゃいますか?」
(2)セールス電話を丁重に断る
(3)「どのようなご用件でしょうか?」と確認する


■解説

電話を取り次ぐ際は、お客さまに気をとられすぎて、取り次ぐ相手への配慮を欠かさないようにします。お客さまの会社名とお名前を確認し、取次ぎ先にもれなく伝えます。その際、「お疲れさまです」の挨拶と名乗りは忘れないようにします。また、取り次ぐ際は、必ず保留にするようにし、社内のやり取りが外部に漏れないようにします。

さらに上級の対応を目指すのであれば、セールスの電話は自分で判断し、お断りできるようになるべきです。役職者あてにかかってくる電話はセールスの場合が多いので、怪しい電話には、「どのようなご用件でしょうか?」と確認するべきです。ただし、重要な電話である場合もあるので、クレームにならないよう、「お取次ぎしますので・・・」という一言をつけます。


☆次回もお楽しみに。


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