ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
自社から相手先までの行き方~15分前に到着するように調べて外出
---------------------------------------------------------
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
---------------------------------------------------------
フロー
(1)遅刻しそうなときはできる限り早く連絡する
(2)5分以上の遅刻は電話連絡
(3)15分以上遅刻しそうなときは相談でアポイントを取り直すのが望ましい
レベル1
(1)基本的に遅刻は厳禁
(2)お詫びが先、言い訳は後
レベル2
(1)15分前に到着するように調べて外出
■解説
お客様先に訪問する際の遅刻は厳禁です。特に、初回訪問のとき、相手が役員のとき、相手が大人数のときの遅刻は絶対に許されません。5分以上遅刻するような場合の連絡は速やかに行うべきです。15分以上遅れる場合は、商談の時間が大幅に削られてしまうので、先方にご相談し、謝罪のうえ、アポイントの取り直しなどの対策をとります。どんなときも15分前には現地に着くよう調べてから外出できると上級者といえます。
☆次回もお楽しみに。