【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【75】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
飲み会の断り方とフォローの仕方
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
●連日の飲み会を断りたいとき
(1)体調不良を理由にする
「頭痛がひどいんです。」
「風邪ぎみで、うつしてしまうと申し訳ないので・・・」
(2)家族を引き合いに出す
「実は今日、実家の母が来ていまして・・・」
※恋人・友人は不可
●断る必要がある場合
(1)普段から習い事、資格試験の勉強などで、忙しいイメージを持ってもらう
(2)第三者を巻き込む 「○○さんにも声をかけますね。」
レベル2
(1)断った後、フォローの言葉をかける 「今度もぜひ誘ってください」
(2)翌日、お詫びとあわせて飲み会の話を聞く
「参加できなくて申し訳ありません」
→「昨日どこのお店に行かれたんですか?」「何が美味しかったですか?」
■解説
会社の飲み会は、参加すべきですが、やむを得ずお断りしなければならない場合は、相手の気を悪くさせないように、「本当は行きたいけど、でも今日はダメ」なもっともな理由を、少し大げさなくらい悔しげな表情で語ります。
また、日常生活に支障をきたすほど誘われてしまうなど、断る必要がある場合は、普段から習い事、資格試験の勉強などで、忙しいイメージを持ってもらいます。それでもしつこく誘われた場合は、「今日は無理なんです。」とはっきり断るか、もしくは「○○さんにも声をかけますね。」と第三者を巻き込みます。
さらにレベルアップしたい方は、断ったあとのフォローを怠ってはいけません。次は必ず行きたい旨の言葉をかけ、翌日は、断ったお詫びとあわせて昨日の話を聞くなどして、「本当に行きたかった」旨をアピールします。
☆次回もお楽しみに。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方