【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【81】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚/後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
結婚にまつわるマナー~周囲に迷惑をかけずにハネムーンをとる
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)結婚が決まったら、すぐ、直属の上司に報告する
(2)披露宴に会社関係者を招くときは、口頭で伝えるとともに、2か月前までをメドに招待状を出す
(3)転居、苗字の変更、社会保険の手続などについて人事・総務担当者に確認する
レベル2
(1)マネジメント能力を見せる(披露宴の段取りや周囲に迷惑をかけずに新婚旅行に行く)
■解説
結婚はプライベートな事柄である反面、会社への届出を要する報告事項でもあります。例えば、結婚後も引き続き勤務する場合は転居に伴う通勤定期券の変更、苗字の変更に伴う名刺の変更、社会保険の取扱い変更などが必要になるケースがあります。
また、結婚披露宴に会社関係者を招くときは、まず、口頭で日取りを伝え、予定を入れていただくようにするとともに、2か月前までをメドに招待状を出します。上司や先輩にスピーチをお願いするには、仕事上の信頼関係があるかどうかがポイントです。あるいは、周囲に迷惑をかけずに新婚旅行に行くことができるかどうかなど、マネジメント能力が試されます。
☆次回もお楽しみに。
※このメルマガは、書籍として店頭で発売されています。
『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』
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