【「プレゼンテーション成功のための3ステップ」】
「プレゼンテーション成功のための3ステップ」
■プレゼンテーション成功のための3ステップ
シンプルですが、プレゼンテーションでは、相手の方が話を聞いて、楽しんでいただくことが最も重要なことです。
相手が話を聞いて楽しくなるには、その前提となる3つの要素があると思います。
1つ目が、相手とのコミュニケーションを図り、険悪にならない状況をつくること。
身だしなみや挨拶もきちんとして、緊張状態や対決状態ではない雰囲気をいかにつくるかということです。これは、簡単なことですが大前提です。
2つ目が、話の内容を相手が理解できること。
専門用語をやみくもに使うのではなく、いかに相手のレベルに合わせて話せるかということも重要です。
3つ目が、話の内容に相手が賛同してくれること。
いきなり賛同しろというのは無理ですが、相手とのコミュニケーション、話の理解というステップがあって、初めて相手が賛同してくれます。
インソースのプレゼンテーション研修では、以上のことを踏まえて、「理解」させる⇒「納得」させる⇒相手を「動かす」という流れで相手を説得するプレゼンを行います。
■3ステップをクリアするための具体策
プレゼンテーションは事前の準備が最も重要です。
事前準備とは、説明する内容の「背景」、「関連知識」、「法規」や、プレゼンの聞き手など(どんな人が聞いているのか?先方の状況、ニーズ)を調べ、説明資料(プレゼンテーションペーパー)を作成することです。
やはり、まず話をする内容についての準備を万全にしておかないと、どんなプレゼンも成功しません。
その他にも様々な話をさせていただきますが、特に、話すスピードとか、用語などには注意してもらいたいと思います。
相手は、自分の話を聴くのがはじめてという事実を再認識して下さい。しかし、あまりゆっくり話してしまうと、聞き手は眠たくなってしまいます。また、ペーパーの文章を全部読んでしまっても相手は退屈します。
ですから、プレゼンは適切な分量を話さないといけません。
書いてあることとまったく同じことを言わないように、少し言葉を言い換える。また、書いてある以上のことを言わないこともポイントです。
それはなぜかというと、ペーパーの信頼性が落ちるからです。大事な事を書いていないことになってしまいます。
目で読むスピードは、耳で聞くよりも大体4、5倍速いので、ペーパー全体の3分の1から4分の1くらい話せば、普通の人は大体理解してるはずです。
そういう風にところどころ飛ばしながら、重要なポイントをペーパーの3分の1くらいしゃべると、非常にわかりやすくなります。
あと、基本的にカタカナや専門用語はあまり使わない方がいいですね。
■ビデオ研修と要約練習
また、インソースの研修では、ビデオを使った演習も行います。
プレゼンテーションをするうえで、話し方や見栄えは結構大事です。最もポイントになるのは、目線、動作、声の大きさなどですが、その中でも最もみなさんが苦手なのは、"目線"でしょう。
また、均等に目線を移さず一点凝視をしたり、体をやたらとフラフラさせたりするクセなどをお持ちの方もいます。
ビデオで自分の姿を見ると、本人も客観的に見ることができますので、自分の欠点がはっきり分かり、その後は非常に見違えるようになります。
自分の欠点を認識して、それを踏まえてどう改善するのか、それを考えていただくのが本研修です。
なおかつ、血が出るまでとは言わないが、何回もプレゼンテーションをしていただきます。それも、時間制限をつけて練習していただくことが重要です。
例えば、セールスのプレゼン研修ならば、自社の説明を1分で魅力的にするとか、10ページのセールスプレゼンテーションのペーパーを2分で説明するなど、ただやみくもに繰り返すだけではなく、目的・状況をつかまえた上での練習をきっちりとします。
具体的には、どんなに長い文章でも、50文字くらいに要約していただきます。1分間で説明する内容も、50文字×3=150文字くらいに要約して説明するということができれば、どんな状況でも話せるようになります。
会社の上層部の方を相手に話をする場合には、聞いてもらう時間が1分ぐらいしかないことも多いかと思いますが、この場合でも簡潔にまとめる能力があれば、短時間で自分のいいたいことが伝わります。
また、自分の言いたいことは全部言わないほうがいいですね。たくさんの内容を羅列的に話しても、相手の頭に入っていきません。
それよりは、どれか1つか2つに要点を絞って話した方が、その後、相手の印象に残ります。
* * *
プレゼンテーション研修をご検討の際は、是非、インソースを宜しくお願い致します。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方