【~優先順位の決め方・所用時間の考え方】
~優先順位の決め方・所用時間の考え方
先週は、新入社員の悩みで多い「仕事が上手くまわせない」について、当社が研修でどのようにお伝えしているか、ということをお話いたしました。
その中で、仕事をはじめる前に段取りを考えることが大切であり、その際、仕事の目的や締切を確認する必要があるとることがおわかりいただけたと思います。
今週は、段取りをさらによくする方法についてお伝えいたします。
■優先順位を決める
優先順位は、自分で決めるものではありません。優先順位を決めるのは依頼元です。しかし、これもただ「どっちからやればいいですか?」と言った訊き方では、「自分で考えろ」という答えしか返ってこないでしょう。
よって、まずは自分で優先順位の仮説を立てて、依頼元へ確認します。優先順位の判断基準としては「お客さまへの影響はあるか」「売上に直結するか」「関係者は何名いるか」などが考えられます。
■所要時間を考える
仕事は、「いつまでにやればいい」だけではなく、「いつから始めればいい」がわかっていないと上手く進めることができません。よって、その仕事の所要時間をまず見積もります。
所要時間を見積もる際に、その仕事をまず10分やってみると、どのくらいかかりそうか見えてくることがあります。また、仕事を小分けにしてひとつひとつの仕事の所要時間の記録をとり、積算してみるとより正確に見積もることができます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方