従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
■今日のテーマ
携帯電話のマナー~携帯電話にかける際は「今よろしいでしょうか」の確認をする
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)着信音は使わず、マナーモードにする
(2)来客中・会議中には携帯電話の電源は切る(もしくはサイレントにする)
(3)駅のホームや階段・エスカレーターなどでは歩きながら通話しない
(4)誰かと一緒にいて携帯電話に出る際は、その方に断りをいれる
(5)携帯電話にかけた際、相手に「今よろしいでしょうか」の確認をする
レベル2
(1)携帯電話での通話は1分以内で切り上げるように、かける前に話す内容を整理しておく
■解説
ビジネスの現場において、「携帯電話のマナー」は非常に大切です。しかし、守られていないことが多いのも事実です。
仕事中は必ずマナーモードに設定し、うるさい着信音は絶対に避けます。来客中・会議中は、マナーモードにしていても響くので電源を切ります。お客様・上司と一緒にいるときにどうしても携帯電話に出なくてはならないこともあれば、断りを入れます。また、こちらから携帯電話にかける際、相手に「今よろしいでしょうか」とお伺いをたてます。
さらにレベルアップさせたい新人には、通話が1分以内で終えるように話す内容を整理してからかけるよう教えます。携帯電話あてにかけるときは、落ち着いて話せないときがほとんど、もちろん通信コスト削減を意識させるのも狙いです。
☆来週につづく