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前回は、提案書を書くにあたって、
おさえておくべき基本についてお話しました。
今回は、「具体的に提案書には、何をどくらい書けば良いの?」
という疑問にお答えします。
どうぞ最後までご覧ください。
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《本文》
【舟橋ならこう考える!】
(1)表紙
1)宛て先(提案先):「(会社名)+御中」
~提案する先の社名が「前株」か「後株」かについて正確に!!
間違っても(株)なんて略して書かないように、失礼にあたります。
2)提案書名:「~のご提案」という書き方が一般的。
3)日付・会社名:提案する日の日付と自社の名前(×作成日時)
4)コピーライト:著作権の明示
※具体例
・「(社名) co.,ltd. (西暦)All Rights Reserved」
・「Copyright 2006 All rights reserved by (社名)」
・「Copyright c (社名). All rights reserved」
※ワードの場合、「表示」→「ヘッダーとフッター」
パワーポイントの場合、「マスター」→「スライドマスター」で挿入。
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(2)挨拶・目次
1)挨拶:提案の機会を与えて頂いた謝辞と、
提案するに当たっての意気込みを述べる。
最後に会社の代表者なり、部門長の署名を入れる
(上司に相談してください)
2)目次:ページ数が5ページを超える場合、
お客様が提案書を俯瞰できるように、章立てとページを書く
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(3)現状分析
お客様の立場に立ってビジネスを考え、
今回の提案は、どのように利益に貢献するのかということを
分析します。
提案する商品・サービスがどのようにお客様の利益に貢献するか
ということを、お客様の立場から分析します。
データを数値化して分析すると、わかりやすく説明したり、
発表できます。
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(4)提案の目的・アピールポイント
今回の提案でこんなことが実現できる!他社とはぜんぜん違う!
という優位性、ユニークさをアピールします。
商品やサービスのメリット・独自性を、2、3点にまとめ、
その要点を説明します。
項目名をつけて、その内容を箇条書きすると分かりやすいです。
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(5)提案の範囲
今回の提案で何を実現するか?お客様にはどういうメリットが
あるかを説明する部分です。
提案書全体のサマリーになっている必要があります。
お客様に「なるほど、こちらの要求を大枠で満たしているな」と
思わせる工夫が必要です!
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(6)実施事項(提案の対象領域)
実施事項とは、自社がどこからどこまでを行うか、
実施範囲、責任範囲を明確にするページです。
「この提案で行うこと」「できること」と、そうでないことを明確
にします。
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(7)商品・サービスの内容
提案する商品・サービスがどんなものかを明示します。
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(8)具体的な導入方法
実際にお客様に採用された場合に、どういう作業がどういう流れで
進むのかを分かりやすく記載します。
法人に何か商品・サービスを販売する場合、
いろんな部門がからんできます。
お客様のさまざまな部門のさまざまな人々が見ることを意識して、
分かりやすく書きましょう(誰が見ても分かるように)。
「この程度のこと書かなくても分かるだろう」は厳禁!です。
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(9)自社のサポート体制
商品・サービスが採用された場合、どのような体制で納入されるか、
アフターサービスが行われるのかを記載します。
どの業務をどの担当者が行うかがきちんと計画できていて、
それが明記されていれば、お客様も安心します。
場合によっては、お客様側のメンバーを入れて記載してもよい
でしょう。実現可能性だけでなく、熱意(万全の体制で受注したい!
という気合)を伝えることがポイントです。
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(10)プロジェクトの内容・スケジュール案
今後どんなスケジュールで商品、サービスが納入されるのか、
工程を図表を使いながら明示します。
当然、守れないようなスケジュールが書かれていれば0点です!
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(11)費用について
「一式」として総額を提示するよりも、
どの部分にどのくらいの金額が必要で、
総合計がいくらになるのかを明示します。
例:ハード・ソフト・開発・コンサルティング・サポートなど
提案のレベルではまだ見えない部分や考慮されていない事項が
あるため、その後、費用が膨れ上がることが多いのでしっかりと
必要事項を明記しておくことが、トラブル対策として絶対に必要
です。
1)見積り範囲:
提案書において定義した範囲を超える場合は別途見積りを
することを必ず明記すること
2)想定範囲対象外:
価格変動が予想される場合
(輸入品、市場で刻々と価格が変動する商品など)は
変動時の取り扱いも記載すること
3)見積り金額について:
「交通費」に関することや、予期していなかった事情で見積り
金額に大きな差異が発生した場合には別途見積りすることを
必ず明記します。
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「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方