■電話営業のメリット・デメリット
電話営業のメリットは、一言で言って、相手と話ができる事にあります。
訪問だと一日4~10社が限度だと思いますが、
電話だと、60~100社と商談する事が可能です。
逆にデメリットは、居留守を使われる、すぐ切られる、
追い続けるには気合が必要だったり、電話だけで商談はクローズ
できない・・・などがあります。
メリット・デメリットはありますが、電話営業抜きに「成功する営業」は
語れないと思います。電話営業のスキルアップは非常に重要です。
■テレアポ新規営業で成功するための5つのポイント
(その1)
『架電の"件数"はすべてに優先する』
営業は、訪問件数7割に質3割ともいわれます。つまり数の勝負です。
アプローチの回数確保の鍵は回数管理にあります。 機械的であっ
ても、回数管理を「日」、「週」、「月」単位で 実施する事が必要です。
(その2)
『対象先、セールス方法の絞り込みを行う』
対象マーケットが似ていれば、それに対応する営業スキルも自然と
熟達するものです。よって、一定期間は対象マーケットを変えない
ことが肝心です。また、架電リストは極めて重要です。
(架電リストについては最後に説明します)
(その3)
『営業エリアを限定する』
業種によって異なりますが、自分の事務所から1000m以内、
1時間以内などと距離を決め、アプローチしてみてください。
近ければ、相手の警戒は薄れますし、また訪問に時間がかからな
いためセールスの確度もあがります。
(その4)
『事後フォローは絶対にする』
「48時間の法則」と読んでいますが、最も印象の濃い時間帯に
再アプローチを実施するのが効果的です。
また、1ヶ月毎の定期的なアプローチ(最低限、年4回のフォロー)
をするとお買い上げ・採用につながることが多いです。
(その5)
『継続は力』
たとえば1日に100件かならず電話するとします。毎日やれば
1ヶ月で3000件の電話をすることになります(土・日も続ける計算)
■効果的な架電リストの作り方
さて、実際に電話をかけるときには、電話をするのが難しい「新規先」
と割と容易な「既存先」をとりまぜて、リストを作っておくとよいでしょう。
そうする事で、「気合」があまりなくても電話ができるようになります。
リストに上げる顧客の大原則は、業種、地域をまとめる事です。
同じような先に電話をする事で、アプローチ効果が上がります。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方