自社のDXを推進するうえで、造詣の深い人材を推進部門長に登用することももちろん重要ですが、最も必要でありながら最も不足するのは「システムやAI(人工知能)の仕組みが分かっている人」「システムやAIが作れる人」です。
AIの開発は不確実な面があり、「作ってみなければ、使い物になるか分からない」というケースが少なくありません。そうしたリスクを少しでも低減させるために必要なのはやはり、「現場の知恵・ノウハウ」です。どういったデータをAIに学習させるのがよいか、あるいはAIには学習させる必要がないのか、そういった知見が結果に大きな違いを生み出します。
そういった、「現場の知恵・ノウハウ」を熟知しているのは、他ならぬ自社の社員です。現場業務を日々遂行しているため、他の誰よりも的確にAIに必要なデータを選別することができます。
もちろん、高度なAIを開発する際には、AI開発ベンダーに委託するのが合理的です。ただしその場合も、「AIが分かっている人」が要件を的確に示すことができるため、AI開発ベンダーにとっても「話が早く」なります。
AI開発人材育成コースでは、現場の社員がAIの仕組みを知り、シンプルなAIであれば作れるようになることを習得目標としています。
本コースでは、初心者でも扱いやすく応用範囲が広いプログラミング言語として最近注目されているPython(パイソン)を学ぶことができます。
対象者
AIを活用して業務改善・業務運営をする方。とくに、人事、企画・マーケティング、研究、製造など多様な職種の方が対象となっています。
まとまった研修期間となるため、時間のご都合がつきやすい新人・若手社員の方、業務閑散期の方にはとくにおすすめです。
開催期間
全6テーマ、12日間
開催時間
1日あたり5時間45分(10:00~16:45)
4月開催分のみ、1日あたり7時間(9:00~17:00)
開催会場
原則、オンライン開催となります。
お客様のご要望がございましたら、来場型と組み合わせた、ハイブリッド型での研修も可能な場合がございます。ぜひご相談ください。
システム・IT理解研修
ITを活用した業務改善について理解を深め、社会実装に向けたレベル・段階を知ります。また、IT化の具体的な流れについて学ぶことで、DXの本質についての基礎理解を深めます。
データベース基礎研修(2日間)
AIの活用において必須であるデーターベースの知識を習得します。実際は、あらゆるシステムを使う際、開発する際などにデータベースの知識が必要不可欠であり、これらデータの蓄積・抽出方法を学んでいきます。
アルゴリズム基礎研修(2日間)
AI開発においては、アルゴリズムがAIの学習効率や精度に大きく左右します。ここでは、どのようなシステムの設計・開発においても共通して求められる基本的なアルゴリズムを学びます。
(プログラミング初心者向け)Python基礎研修(3日間)
AI開発の標準言語「Python」を用いてプログラミングの基本を身に付けます。C言語やJavaではなく、Python言語を初めての学習に用いることで、AIの開発にスムーズに取り掛かれるようにします。
ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
AI開発においては、統計の知識・データの取り扱いに関する知識が必要不可欠です。ここでは、ビジネスにおけるデータの取り扱いや分析方法などの基本を学びます。
AI開発基礎研修~Pythonで機械学習・ディープラーニングを理解する編(3日間)
実際にPythonの機械学習ライブラリを用いて、AI開発を行います。データの前処理、学習、リリースの流れなど、実務でも使えるデータの処理スキル・AI開発スキルを身に付けます。
414,800円/名(税込)
本コースのお申込みはこちら
コース名 | 開催日 | まとめお申込み |
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AI開発人材育成コース | 企画中 |
テーマ別のお申込みはこちら
研修名 | 個別のお申込み |
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DXとは何か、ITを活用した業務効率化の流れを習得する |
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AIの学習に必要なデータの蓄積・抽出方法を習得する |
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AIの精度・学習効率を左右する、問題解決手順(アルゴリズム)の組み立て方を習得する |
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AI開発の標準言語「Python」の基礎スキルを一つずつ身につける |
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AIのアルゴリズムとして採用される統計の基礎(平均・標準偏差・相関・回帰)を習得する |
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AIはカンタンに作れる!AIの仕組みや開発の流れ、機械学習・ディープラーニングを学ぶ |
ここ数年、AIが大きな注目を集めていますが、AI開発人材をどのように育成すればよいか、自社業務にAIをどのように活用すればよいかお悩みのご担当者様は少なくないようです。
「何でも解決できる魔法のような技術」「AIは人間のすべての仕事を奪う」と見る向きもありますが、当面はむしろ逆で、特定の用途・業務に限って、ほどほどの精度で業務を代行するのが現実的です。しかし、AIの活用による改善効果は無視できるものではありません。
そこで、AIを「魔法の技術」ではなく「地に足のついた現実の技術」として捉えられるようになるとともに、AIの作り方について短期間で集中して学べる本コースを企画いたしました。
6テーマすべてではなく、1テーマだけでも参加できますか。
可能です。各テーマの個別ページよりお申込みください。なお、途中のテーマからご参加の場合は、先行実施テーマの内容が前提知識となっているものがあります。前提知識をお持ちでない場合は、併せてお申込みいただくことを強く推奨いたします。
文系出身ですが、参加しても内容について行くことはできますか。
文系出身の方やITエンジニアではない方がご受講いただくことを前提にカリキュラムを構成していますので、ご安心ください。なお、4月開催時には弊社の新人も参加を予定しています。
新人ITエンジニアの参加も可能ですか。
可能です。文系出身の方を対象としていますので、未経験の方も安心して受講いただくことができます。
プログラミング言語Pythonについて教えてください。
初心者にもわかりやすく、また応用範囲が広いプログラミング言語として最近注目を浴びています。
文法が比較的わかりやすいうえに、第三者が開発した数多くの「プログラム部品」を再利用することができるので、効率よくプログラムを作成することができます。小学生向けプログラミング教室の教材に採用されるケースもあります。
また、AI開発の標準言語であるほか、Excelの自動処理プログラム、ラズベリーパイを使ったIoT(Internet of Things)システムや、WEBアプリケーション、スマホやPCのアプリケーションも開発することができます。
ITエンジニアとして合格しておきたい「基本情報技術者試験」にも採用されるなど、ITエンジニアからの注目も集めています。
他のPython関連コースとの違いを教えてください。
本コースは、「AIの仕組みや作り方」に主眼を置いています。今後本格的に業務でAIを開発・活用したい方向けであり、アルゴリズム(=問題解決の手順)にまで踏み込んだ、やや発展的な内容となっています。
WEBアプリ開発人材育成コースでは、AI(人工知能)については扱いません。業務を効率化するためには、AIを開発することよりも、人間が持っているナレッジをそのままプログラムに落とし込む方が確実で、完成までのめどが立てやすいです。その意味で、同コースは最も手堅いコースと言えます。
データ活用人材育成コースは、「システムの仕組みや作り方」「プログラミング」よりも、「AIの仕組みや作り方」や「業務の課題解決方法」にフォーカスした内容となっています。主に数値を日常的に扱う部門の方向けです。プログラミングに抵抗がある方は、こちらの方がおすすめです。
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