自社のDXを推進するうえで、造詣の深い人材を推進部門長に登用することももちろん重要ですが、最も必要でありながら最も不足するのは「システムの仕組みが分かっている人」「システムが作れる人」です。
システム化を進めるうえでは、現場業務を細かく分析するのが大前提であり、現場業務に沿った形でシステムの要件を決め、現場業務に合ったシステムを選定・開発する必要があります。しかし、新たに採用された推進部門長が、様々な部門の現場業務を細かく把握・分析することは現実的ではありません。そこで、システム化を念頭に置きつつ、各部門の現場業務を細かく把握・分析することができる人材が必要になります。
システムベンダーに開発を依頼する場合を考えると、システムベンダーの社員は社外の人間である以上、自社の現場業務を細かく把握・分析することは容易ではありません。逆に、自社の現場業務を細かく把握しているのは、他ならぬ自社の社員です。現場業務を日々遂行しているため、他の誰よりも、現場業務のコツや問題点を熟知しています。
WEBアプリ開発人材育成コースでは、現場の社員がシステムの仕組みを知り、シンプルなシステムであれば作れるようになることを習得目標としています。DXの定義にもある「競争上の優位」を確立するためには、業務システムをどれだけ自社に最適化できるかがポイントとなります。本コースで学んだ内容を足がかりとして、自社業務・サービスの効率化・高度化につなげていただけるはずです。
なお本コースでは、初心者でも扱いやすく応用範囲が広いプログラミング言語として最近注目されているPython(パイソン)を学ぶことができます。
対象者
WEBアプリを作って自社・自部署でのDX化を目指す方。とくに、人事、マーケティング、営業、製造など多様な職種の方が対象となっています。
新入社員以外の方(若手~管理職まで全階層)にも、おすすめのコースです
開催期間
全5テーマ、12日間
開催時間
1日あたり5時間45分(10:00~16:45)
4月開催分のみ、1日あたり7時間(9:00~17:00)
開催会場
原則、オンライン開催となります。
お客様のご要望がございましたら、来場型と組み合わせた、ハイブリッド型での研修も可能な場合がございます。ぜひご相談ください。
システム・IT理解研修
ITを活用した業務改善について理解を深め、社会実装に向けたレベル・段階を知ります。また、IT化の具体的な流れについて学ぶことで、DXの本質についての基礎理解を深めます。
プロトタイピング研修~Figmaによるシステム画面設計編
架空の業務システムを作るために、システムが動いているかのようなプロトタイプを作り、要件の的確な表現方法、画面設計のスキルを習得します。
HTML/CSS基礎研修(2日間)
HTML・CSSの基本を学び、簡単なWEBページを作成します。自身で設計したイメージを画面・WEBとしてアウトプットするスキルを身に付けます。
データベース基礎研修(2日間)
WEBアプリケーションの開発には、データベースの知識が必要不可欠です。ここでは、あらゆるシステムを使う際に必要となるデータベースの基礎として、これらデータの蓄積・抽出方法を学びます。
(プログラミング初心者向け)Python基礎・応用研修(6日間)
AI開発の標準言語「Python」の基礎スキルを身につけたうえで、簡単な業務システムが作れるようになることを目指します。研修の後半では、ここまでで学んだ知識を活かし「社員情報管理システムのWEBアプリケーション」を完成させます。
408,700円/名(税込)
本コースのお申込みはこちら
コース名 | 開催日 | まとめお申込み |
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WEBアプリ開発人材育成コース | 企画中 |
テーマ別のお申込みはこちら
研修名 | 個別のお申込み |
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DXとは何か、ITを活用した業務効率化の流れを習得する |
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システムが動いているかのようなプロトタイプを作って要件の的確な表現方法を習得する |
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HTML・CSSを使ってWEBページの画面を開発できるようになる |
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WEBアプリケーションに必要なデータの蓄積・抽出方法を習得する |
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AI開発の標準言語「Python」の基礎スキルを身につけて業務システムが作れるようになる |
現在、DXが大きな注目を集めていますが、社内でどう進めればよいかお悩みのご担当者様は少なくないようです。
DXを進めるうえでの課題は多いですが、システムベンダーではない一般の事業会社にITやシステムに詳しい人材が少ないことが、大きな課題の1つと言えます。また、事業会社主導でシステム化を進めない限り、DXの実現が望めないこともまだあまり知られていません。
そこで、自社に最適化したシステムの作り方や、ITやシステムの仕組みについて、短期間で集中して学べる本コースを企画いたしました。
5テーマすべてではなく、1テーマだけでも参加できますか。
可能です。各テーマの個別ページよりお申込みください。なお、途中のテーマからご参加の場合は、先行実施テーマの内容が前提知識となっているものがあります。前提知識をお持ちでない場合は、併せてお申込みいただくことを強く推奨いたします。
文系出身ですが、参加しても内容について行くことはできますか。
文系出身の方やITエンジニアではない方がご受講いただくことを前提にカリキュラムを構成していますので、ご安心ください。なお、4月開催時には弊社の新人も参加を予定しています。
本コースの第1の目標は「システムの仕組みがどうなっているか」を理解できることです。仕組みの理解自体はさほど難しくはなく、また業務改善のために必要なシステムの機能を的確に示すことができるようになります。
本コースの第1の目標は「システムの仕組みがどうなっているか」を理解できることです。仕組みの理解自体はさほど難しくはなく、また業務改善のために必要なシステムの機能を的確に示すことができるようになります。
新人ITエンジニアの参加も可能ですか。
可能です。文系出身の方を対象としていますので、未経験の方も安心して受講いただくことができます。
プログラミング言語Pythonについて教えてください。
初心者にもわかりやすく、また応用範囲が広いプログラミング言語として最近注目を浴びています。
文法が比較的わかりやすいうえに、第三者が開発した数多くの「プログラム部品」を再利用することができるので、効率よくプログラムを作成することができます。小学生向けプログラミング教室の教材に採用されるケースもあります。
また、AI開発の標準言語であるほか、Excelの自動処理プログラム、ラズベリーパイを使ったIoT(Internet of Things)システムや、WEBアプリケーション、スマホやPCのアプリケーションも開発することができます。
ITエンジニアとして合格しておきたい「基本情報技術者試験」にも採用されるなど、ITエンジニアからの注目も集めています。
他のPython関連コースとの違いを教えてください。
本コースでは、AI(人工知能)については扱いません。業務を効率化するためには、AIを開発することよりも、人間が持っているナレッジをそのままプログラムに落とし込む方が確実で、完成までのめどが立てやすいです。その意味で、本コースは最も手堅いコースと言えます。
AI開発人材育成コースは、本コースの内容に「AIの仕組みや作り方」が追加されています。今後本格的に業務でAIを開発・活用したい方向けであり、アルゴリズム(=問題解決の手順)にまで踏み込んだ、やや発展的な内容となっています。
データ活用人材育成コースは、「システムの仕組みや作り方」「プログラミング」よりも、「AIの仕組みや作り方」や「業務の課題解決方法」にフォーカスした内容となっています。主に数値を日常的に扱う部門の方向けです。
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