作成のポイント
会社の祝いごと(社屋の新築、創業記念、新事業所開設など)や、個人の祝いごと(栄転、昇進、受賞など)に対して、喜びの気持ちを込めてお祝いを申し述べる文書です。
タイミングを逸しないよう、すぐに出すことを心がけましょう。
決まり文句だけを連ねたり、大げさすぎる表現を使ったりするとかえって味気ない印象になってしまいます。
心からの祝福の気持ちを、自分の言葉で表現するようにしましょう。
まず、
①本文の最初でお祝いの言葉をきちんと述べ、
②相手のいままでの功績や努力をたたえ、
③今後ますますの発展をお祈りする言葉で締めくくります。
原則として封書にて出状しますが、Eメールで通知があった場合には、Eメールでお祝いを述べてもよい場合があります。相手との関係を十分に考慮した上で、失礼のないように配慮しましょう。
平成○○年○○月○○日
株式会社○○○○
取締役○○部長 ○○○○様
○○○○株式会社
○○課 ○○○○
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素はなみなみならぬお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび○○様には取締役の要職にご就任なさいました由、心からお祝い申し上げます。
これもひとえに、○○様の日頃からのご精勤の賜物と存じ上げます。さらにご手腕を発揮され、貴社のご発展はますます固いものと存じます。
今後も一層ご健康に留意され、ご活躍されますことを心よりお祈り申し上げます。
まずは書中にてご祝詞申し上げます。
敬具
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