研修の特徴・目的
消防組織全体で、住民からの期待に応ることができるかどうかは、重要なポイントです。
住民の期待に沿えるためにも、スキルアップを目指す複数の研修を受講することが有効です。
消防吏員の特徴として直接住民と接する機会が多いため、対人関係における様々なスキルを身につけることが必要です。
なお、研修ではグループワークなどの演習を通じて気づきを得られ、多彩なノウハウを習得し、業務知識や一般常識だけでなく、仕事のやり方の基本などを理解できます。自ら学び行動し活躍できる人材を養成することが、研修の目的です。
特有の人材育成事情
緊急事態が発生した際、迅速な救助活動を行うために住民との協力が欠かせません。
例えば、緊急時に住民からいただく電話への対応は、通常と異なり難しいものです。
動揺した住民からの電話の内容は、要領を得ないことが多くあるため、特殊な電話応対について学んでいただく必要があります。
救命や救助の際にも、直接住民と向き合い、会話して状況を掴むなど、多くのかかわりを持ち対応する重要な業務が多いのです。
さらに、防災や予防の観点からの業務では、住民への啓蒙活動や説明など「伝えて理解してもらう」ことも業務上多く発生します。
部門によっては、書類作成や経理事務など、全署の組織上で必要な事務や管理業務もあり、全体で多彩、かつ多忙な組織と言えます。
その中で人材を育成するのは広範囲にわたりますが、仕事の仕方の基本が多くの要素が詰まっているので、培った能力は、育成された職員にとって財産となります。
1.住民を落ち着かせるための、相手からの聴き方
2.火災場所や現場の状況などの詳細を特定させる訊き方
3.組織的な対応 ~ 手順の標準化と共有化
4.重要なことを理解してもらうための、相手への伝え方
人材育成の特徴、および研修群のポイント
■消防吏員に必要な対応能力とは
個人個人の能力としては、業務知識や状況判断はもちろん、住民との接触が多く、その接遇能力は相手がどうであっても対応が必要です。
接遇能力の向上だけでも、「CS・接遇」や「電話応対」、「ダイバーシティ」など広範囲です。
直接住民との対面以外に、電話での応対もあり接遇を十分に学ぶ必要があります。
さらに、住民への説明機会などでの対応も想定し、プレゼンテーションも有益な研修です。
■明日から使えるノウハウを1日で習得できる
主要な研修を主に1日単位で構成しているため、集中して効率的に受講でき、各種能力を身につけることができます。
個人の能力に加えて、組織で仕事を進めるためのノウハウが詰まっている内容です。
なお、丸一日も時間が取れない消防吏員向けに、半日や2時間程度でも基礎を学べるプランもあります。
グループワークの時間が多く取れませんが、半日以下という短時間でも、無理なく受講できる内容にしています。
■総合力を身につける
日常業務で、自身の現在の仕事だけにとどまらず、署内での異動に備え幅広くスキルを身につけておくことも必要になってくるでしょう。
急な配置替えがあっても、自身が持つノウハウやスキルを持ち出すことができる自分自身の財産です。
その財産を使うと、署内のどの職務を担当になっても、新しく配属された課や係でスムーズに業務を進められます。
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