2022年11月14日
企業の24.2%で、1年以内にサイバー攻撃を受けたと回答していることが、帝国データバンクが実施した「サイバー攻撃に関する実態アンケート(2022年10月)」で明らかとなった。
直近1年以内でサイバー攻撃を受けたこと(可能性がある場合も含む)があるか尋ねたところ8.6%の企業で「1カ月以内に受けた」と回答した。「1カ月超から1年以内に受けた」企業(15.6%)と合計すると「1年以内に受けた」企業は24.2%となった。また「過去に受けたが、1年以内に受けていない」は10.6%となった。
調査を実施した帝国データバンクでは「不正メール受信によるウイルス感染被害が多くみられる」と指摘する。
他方、企業の約半数が「全く受けたことがない」(50.4%)と回答。しかし、こういった企業からの声として帝国データバンクは「自社の対策への不安など、どの程度の対策が必要か戸惑う様子もうかがえた」とした。
【サイバー攻撃の有無】
1カ月以内に受けた 8.6%
1カ月超から1年以内に受けた 15.6%
過去に受けたが1年以内に受けていない 10.6%
全く受けたことがない 50.4%
分からない 14.8%
2022年3月に実施した同様の調査と比較すると、サイバー攻撃を「1カ月以内に受けた」企業は19.8ポイント減(3月調査[2022年2月中旬~3月中旬の状況]:28.4%→10月調査[同年9月中旬~10月中旬の状況]:8.6%)となった。
3月調査時点の状況について帝国データバンクでは、「2月24日から始まったロシアのウクライナ侵攻の直後においてサイバー攻撃が特に多発していた」とみている。
直近のサイバー攻撃を受けた際に支出した金額について尋ねたところ、「0円(サイバー攻撃を受けたが支出はない)」が77.9%で最も高かった。次いで、「100万円未満」が15.1%で続いた。
【直近のサイバー攻撃を受けた際の支出額】
0円(サイバー攻撃を受けたが支出はない) 77.9%
100万円未満 15.1%
100万円~500万円未満 1.8%
500万円~1000万円未満 0.3%
1000万円~3000万円未満 0.8%
3000万円以上 0.0%
分からない 4.2%
調査は、2022年10月7~12日にインターネットで実施し、1251社の有効回答を得た。
配信元:日本人材ニュース
下記情報を無料でGET!!
無料セミナー、新作研修、他社事例、公開講座割引、資料プレゼント、研修運営のコツ
※配信予定は、予告なく配信月や研修テーマを変更する場合がございます。ご了承ください。
配信をご希望の方は、個人情報保護の取り扱いをご覧ください。
無料セミナー、新作研修、他社事例、公開講座割引、資料プレゼント、研修運営のコツ
登録は左記QRコードから!
※配信予定は、予告なく配信月や研修テーマを変更する場合がございます。ご了承ください。
配信をご希望の方は、個人情報保護の取り扱いをご覧ください。
人事のお役立ちニュース