成功者は必ず実践している! 成功者になるための6法則
2019.05.09
- キャリア
成功者は、成功するべくして成功している。成功したいと願うなら、成功者の行動を真似るのが早道だ。この記事では、成功者の多くが実践している成功法則について解説する。
1.「失敗は成功の母」である
人間誰でも失敗はしたくないものだ。とはいえ、失敗なくしてことを成し遂げることはできない。
幼少時自転車に乗ろうと訓練した人もいるだろう。何度も転倒し、痛い思いをしながらマスターした人も多いはずだ。
あなたは、転倒したとき「失敗したな」と思っただろうか。そうは考えなかったはずだ。きっと乗れるようになった未来を想像して、夢中になって練習に取り組んだはずだ。
つまり、「失敗」は「成功」に至るまでの過程である。成功者は「失敗」を「学習」と読み替えて語る。こう考えると、失敗が皆無となり、すべてが学習に変化、落ち込むことさえほとんどなくなる。成功者のメンタルの強さは、こういった考え方に求めることができよう。
2.大量に行動している
読んで字のごとく、大量に行動することだ。内容は至ってシンプルなのだが、いざ実行するとなると、とても難しい。
「大量」といっても、どの程度のものなのか。例えば、あなたが起業にあたりお金がどうしても必要で、融資先を探していた場合で考えてみよう。
主な方法は「親族からの融資」「銀行借入」「クラウドファンディング」「寄付」などが挙げられよう。この4つの方法をすべて同時に実行するのだ。親がダメだったら兄弟や親せきに頼む、日本政策金融公庫がダメだったらメガバンクや信用金庫を訪問する。銀行は、世間に数多あるわけだから、一行や二行から断られたとしても、決してめげてはいけない。片っ端から訪問し、融資を申し込むのだ。
融資面談では、どうしたら融資が得られるのか、行員が具体的に説明してくれるかもしれない。アドバイスを得たなら、すぐに事業計画書の改善を図り、再度トライすればいい。
この考え方は、起業家だけでなく、行動が成果につながる営業職の人などあらゆる人が使える。大量に行動することで道が開けると知れば、怖いことなどなくなる。というのも、行動すれば何らかの結果が出て、よりよい方法がわかるから、工夫のし甲斐もある。大量行動は、成果を最速に出すための近道なのである。
3.リスクマネジメントを徹底する
単一事業しか行っていない場合、一度ハプニングが起きてしまうと、収益源がなくなり倒産する可能性もある。それではリスクが大きすぎるため、収益源を多角化するのが成功者のやり方だ。
この考え方は、会社員にも実は応用できる。会社員は、言うまでもないことだが専ら会社から給与を得ている。副業を行ってもいない限り、収入は会社のみという人も多いだろう。
こういう人の場合、会社が倒産してしまうと収入源がなくなり、路頭に迷う可能性が高くなる。もし、ほかに収入源があれば、少なくともそうはならないはずだ。
日ごろ会社の仕事で忙しいと思うが、成功者になりたいならリスクマネジメントを意識することが重要だ。収入源を勤務先だけに集中させず、副業を行うなどして分散化すれば、精神的にも余裕が出てくる。会社に自分の生前与奪を握られているのといないのとでは、仕事に取り組む姿勢も交渉力も変わってくる。
4.自己責任を徹底する
成功したいなら、すべての行動は自己責任だと徹底的に認識することが大切。人のせいにするなどはっきり言って論外だ。
「会社が悪い」「嫁が悪い」「社会が悪い」などと自分以外のものに責任を転嫁することは簡単だ。しかし、こんなことをして意味があるだろうか。結局、会社も嫁も社会も変えることができないわけで、こんな境遇に陥った責任を自分に求めないと前向きに現実に対処することなどできないだろう。
5.ビッグマウスを多用する
成功者は、「〇〇を成し遂げたい!」などと今の実力から想像するとかけ離れた未来を周囲に恥も外聞も気にせず、語っている。たとえ「お前になんか無理だ!」と言われてもそんなことは一向に気にしていない。
ビッグマウスと思われるようなことであっても、言い続けていれば現実になる。「〇〇を成し遂げたい!」と語りかけ、しかるべき行動を取っていれば、誰かが手を差し伸べてくれるかもしれない。
発言しないとそんなチャンスが訪れることはない。できるかできないかは自分で決めることだ。ビッグマウスは、自分を奮い立たせるよい薬にもなる。
6.嘘をつかない
嘘は百害あって一利なし。たとえその場を取り繕うことができても、SVに嘘を重ね、重大な事故を呼び込むこともある。
トラブルが起きたら、素直に謝り、どのようにすれば対処できるのか、虚心坦懐になって考えること。そうした素直で真摯な姿勢こそが信頼につながる。
成功者のメンタリティと行動を学ぶ
成功者にはどのような特徴があるのか。今回紹介したことは、その一部に過ぎない。
巷には成功者の行動原則を示した書籍が販売されている。機会があればぜひ目を通してほしい。
配信元:日本人材ニュース