就職面接で人がやらない『１０のポイント』

自己分析のやり方　～なぜなぜ分析

先週は就職活動の実践的な自己分析の仕方として「成功体験を掘り
起こす」方法をご紹介しました。ここからはより深い自己分析の話を
したいと思います。

■なぜなぜ分析～就職活動に理由をつける

皆さんの多くは、自分の就職活動に疑問を感じていると思います。
「周りの人がやっているから自分も始めなきゃいけない」「とにかく就職
しなければいけない」などと思っていませんか？

なぜ就職するのか？
なぜ働かないといけないのか？
なぜ、アルバイトではなく社員なのか？
なぜ、大学院ではなく就職なのか？
なぜ、公務員でなく会社員なのか？

これらの疑問こそが、自身の価値観を深めるための大切な質問です。
もちろん、すぐに答えられる質問ではないと思います。ですが、この
「なぜ」を考える視点を是非持っていてください。そして悩みに悩んで、
就職をすることの自分なりの理由を見つけてほしいと思います。

■自己分析に終わりはない？　～「なぜ」という視点を持ち続ける。

この「なぜ」という視点は社会に出てからも非常に役に立ちます。

なぜ、この仕事はこういうプロセスなのか？
なぜ、自分はこの仕事をしなければいけないのか？
なぜ、自分はこの会社にいるのか？

このような疑問は日々湧いてきます。この疑問に自分なりに理由を
付けて、納得していくとこで自分の価値観が見えてくるでしょう。

そしてこれらの疑問は一度考えたからといって、それで終わりでは
ありません。何ヶ月かしたらまた湧いてくるかも知れません。その都度、
自分と向き合っていく必要があるのです。

これだけ聞くと、長く辛い作業のように感じるかも知れませんが、自分の
人生に自分なりに理由をつけて、納得しながら進んでいくことは案外
楽しいものです。

「成功体験」「なぜなぜ分析」の２つの自己分析を組み合わせれば、
就職活動なんて楽なものです。この就職活動という機に、真剣に自分と
向き合ってみてください。

☆次回もお楽しみに。