2024年11月15日
厚生労働省が発表した2024年9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で、0.01ポイント減となった前月と比べ、今月は0.01ポイント増と2カ月前の水準に戻りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.22倍で、前月比0.10ポイント減、正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.01倍で、前月と同水準となりました。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.1%増、有効求職者(季節調整値)は前月比0.1%減となりました。
新規求人(原数値)は前年同月と比べ5.9%減少しました。
産業別にみると、情報通信業で8.9%増加したほかは、すべての業種で前月に引き続き減少しています。製造業では9.1%減と減少傾向が続く一方、前月は23.5%減と大きく減少した宿泊業・飲食サービス業では1.9%減と、2カ月前とほぼ同じ水準に回復しています。また、前月は製造業ならびに宿泊業・飲食サービス業と同様二ケタの減少となっていた生活関連サービス業・娯楽業では、今月も13.3%の減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)について、就業地別の最高は福井県の1.93倍、最低は大阪府と福岡県の1.05倍、受理地別の最高は東京都の1.78倍、最低は神奈川県の0.90倍です。
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