就職面接で人がやらない『１０のポイント』

自分のこだわりは、実は大したこだわりではない

■働きたい会社や業界のイメージ

就職活動をしていく中で、「自分はこれをやってみたい」「こんな会社で
働きたい」と考えることが当然あるでしょう。また、自分の将来のイメージ
や仕事を考えるということを、幼いころから学校などで実施してきたことと
思います。そして、自分の働きたい会社や業界がはっきりと見えてくる
場合が多いことでしょう。

このことから出てきた結果は、意味のある素晴らしいことです。自分が
何をしたいのかを突き詰めた結果出てきた答えが、自分に意思と反する
ものではないはずだからです。

■もしかしたら視野が狭くなっているのかも

一方で実は視野がとても狭くなっている自分がいることに、気が付いて
ほしいと思います。

まだ働いた実感のない（アルバイトはあるかもしれませんが）皆さんが、
今後働く先をはっきりと決めることはとても大変なことです。大変な中で
試行錯誤を繰り返し、就職活動という現実の中で少しずつ見えてくること
があり、考え方や見え方が変化していくはずです。すると自分で自分の
働きたい会社や業界を絞りすぎることで、見えているのに無意識に無視
してしまうことはないでしょうか。

自分の可能性は、自分が考えている以上にあるはずです。これまで
生きてきた人生の中で学んだあるいは感じた自分のこだわりは、実は
たいしたものではないのかもしれません。

■私自身の経験から

今、ここでこうして皆さんにメッセージを書くことができていることは、
こだわりを大したことないのかもと感じたからこそ、できていると思って
います。

ぜひ、大いにこだわって就職活動をしてください。でもふとした瞬間に、
実は自分のこだわりは大したこと無いのかもと感じても、いい結果になる
かもしれません。

☆次回もお楽しみに。