就職面接で人がやらない『10のポイント』

 

就職面接で人がやらない『10のポイント』

正しい自己分析・企業研究をしていますか?

正しい自己分析・企業研究をしていますか?

■正しい自己分析・企業研究をしていますか?
就職活動で必ず通る道が「自己分析」でしょう。それと同時に企業研究も
大事だとされています。確かにこれらの自己分析や企業研究がきちんと
できていれば、自分のPRポイントも論理的かつリアリティをもって語れます。

そのことは、面接という短い時間で自分を伝える場では非常に大切な
ことです。しかし、この自己分析や企業研究、やり方を間違えてしまうこと
が結構あります。何を隠そう私自身がそうなのですが、

今回はそんな自分の失敗談を元に、正しい自己分析・企業研究のアプ
ローチ方法をお伝えしたいと思います。


■新卒採用は未来への活動

ひとつ視点を変えてお話をします。企業がどんな思いで新人採用をして
いるか、というお話です。

その話の前提として知ってもらいたいのは、企業の永続性ということ
です。つまり、ずーっと企業活動を続けていく必要がありますし、続けて
いくために絶え間ない成長が求められている、ということです。

企業はなぜ新人を採るのか、と言われれば、その絶え間ない成長の
ため、ということがひとつの回答です。企業にとっての採用活動は「企
業の未来を創る」活動です。そのために大きなコスト(労力・お金)を
かけて新人を採るのです。求める人物像は違っても、どの企業もその
思いを持って採用活動をしていると思ってください。


■自己分析では「未来」を考えよう

自身の就職活動に話を戻します。私も就職活動の時に自己分析を
一生懸命しました。確かにそれをすることで、自分の過去の経験から、
「自分はこんな人間だ」と理解することができました。

しかし、私の間違いはそこから「先」を考えなかったことです。私の話を
聞いている人間からすれば「で、結局何をしたいの?」の部分が決定的
に弱かったのです。

企業にとっては、新卒採用は未来を創るものだといいました。では、
自分にとって就職活動はどうですか?やはり、自分の未来(将来)を創る
ものですよね。だから、自己分析でも「未来」を考えてほしいと思います。
(自分は今まで○○な経験をしてきて△△な特性があるから)「(御社で、
社会人として)こんなことをしたい・こんな風になりたい」ということを自分
の言葉で語れることが重要です。


■企業研究はやりすぎないように

企業研究は、結論から言えばにわかにやるならやらないほうがましです。
やるなら徹底的にやる。外から全部見えるほど企業は単純ではありま
せんが、自分の「こんなことをしたい」がこの企業なら実現できる、と
言えるまで調べられれば十分です。

私の反省としては、企業研究をやれていると思い込んで、評論家の
ように断じたり、知ったかぶりをしてしまったことです。当然ながら、
そんなことはまったく求められていませんし、「この人と一緒に未来を
創ろう!」なんては思ってもらえません。

☆次回に続く

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