先週は、正しい自己分析・企業研究のアプローチ方法についてお伝え
しました。企業にとっての採用活動は「企業の未来を創る」活動です。
ですから、自己分析では「未来」を考えることが大切なのです。
■面接でのポイント
さて、実際の面接では、「未来」について「自分の言葉で語れる」ように
しましょう。上っ面だけいい言葉を並べてもダメです。自分のことを話して
いるはずなのに妙に客観的に話してしまう、「~だと思います。」「~だと
いいと思います。」のように強く言い切れない、などの言い方は避けま
しょう。
自分は本気でそうしたい・そうなりたいということを、本心から、熱く、言い
切るようにしましょう。根拠は自分の経験の中にあるのだから、自信を
持って語れるはずです。
私の話に戻せば、自己分析で未来まで考えを尽くせなかったために、
やはりここの「言い切る」部分が弱かったという反省がありました。
■落とされてもめげる必要はない
そこまでやって面接でダメだったら、なんか自分を否定されたような気が
する・・・と、思ってしまう方もいらっしゃると思います。
しかし、それは少し間違っています。
企業は、企業の目指す未来像との学生の描く未来像がマッチしなかった
ので、採らないという決断をしたに過ぎません。決してあなたの考えや
人格を否定したわけではなく、ただ単純に合わないと判断しただけです。
したがって、入社後にミスマッチで苦しまなくて良かった、とむしろ前向き
に考えましょう。
早い段階で自分に合った企業を見つけられる人もいるかも知れません。
しかし、多くの場合、たくさんアプローチをした中でやっと見つかるもの
です。この辺は恋愛とか婚活とそう変わりはないですよね。
今は、特にそういった「相思相愛」の企業が見つかりづらくなっているかも
しれません。だからこそ、今回お話したような正しい準備をしっかりして、
前向きにアプローチを続けていくことこそが大事になってきます。
めげずに、前向きに走り続けていきましょう!
☆次回もお楽しみに。