■お悩み相談
お客様からの問い合わせに対して、依頼内容によって「すぐに対応します」とか「後程対応します」又は、「後日対応します」
という回答をすることがありますが、実際の対応が遅くなりお客様からクレームをもらってしまいました。
「すぐに」、「後程」、「後日」といった場合、通常どれ位の時間で対応するべきなのでしょうか?
(新人営業担当者)
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☆コミュニケーションのコツ
5分、30分、48時間ルールを守り、ライバルを寄せ付けない
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【ノウハウ解説】
■5分、30分、48時間ルールを守って行動していく
できる営業担当者は商談から帰ってから、お客様との間で持ち上がった懸案事項を即座に回答します。問い合わせに対しても、同様です。お客様からのご要望に対して、
「すぐに」対応します、と言ったら5分以内に対応
「後程」対応します、で30分以内に対応
「後日」対応します、なら2日、48時間以内に対応
というようにすばやく行動します。
■スピードが他社の侵入を防ぐ、商談の成果を高める
再訪問することになった時、間が空きすぎるのは厳禁です。お客様に自分の印象が残っているのは48時間です。その間に、次のアクションをおこします。次のアポイントを取って、翌週には再度ご提案させていただきます。次のアポイントを取って、翌週には再度ご提案させていただきます。アポまでの間も2日を空けずに連絡を取るぐらいのスピード感とピッタリ感で食い込んでいかないと、チャンスを失ってしまいます。とにかく早め早めに手を打つことが必要です。
■提案は怒涛のごとく、48時間以上空けない対応をする
お客様は「無邪気」に営業担当者を裏切るものです。もっといい提案が他社からあれば、今までの関係、当社の思い入れは一切考慮せず業者を切り替えるものです。それを防ぐためには、お客様に考える暇を与えない、競合他社をお客様の元に侵入させないことです。
もちろん、お客様に、「他社と会わないでください」と言うわけにはいきません。こちらがいかにお客様の興味を惹き続けられるかどうかがポイントです。そう考えると、48時間ルールは当然です。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方