ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

「会話の「のりしろ」をつくる」

今日のテーマ
「会話の「のりしろ」をつくる」

■お悩み相談
　
私は、半年間の研修を終えてこの１０月から営業部に配属された新入社員です。先輩に言われるがままにテレアポをしてアポが取れたのはいいものの、いざ訪問してみると、何から話せば良いのか分からず、とりあえず商品説明の資料を置いて帰ってきてしまいました。商談の際、最初にどんなことを話せば良いのでしょうか？
（右も左も分からない新人営業担当者）

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　☆コミュニケーションのコツ
　　会話の「のりしろ」をつくる

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【ノウハウ解説】
　
お客様のところへ伺った際には、お客様の緊張を解きほぐすために、最初に会話のとっつき部分、「のりしろ」をつくります。

「のりしろ」とは、

　１．お天気や世間話などたわいのない話

　２．新聞や週刊誌にある時事ネタ

　３．簡単な自己紹介

などのことです。

これらを使って、お客さまに親しみやすさを感じてもらいます。
　
「自分に似ている人だから、話をきいてあげようかな」とお客さまに思わせることが大切です。

しかし、ダラダラと世間話が続くような、単なる雑談は避けましょう。

ただ話をするのではなく、相手の情報を引き出すための会話を心がけていなければなりません。

相手の考え方や趣味・嗜好、相手が嫌がることなどの情報は、「顧客データ」として営業に活かすことができます。