■お悩み相談
私は、新入社員としてアパレルメーカーに入社しましたが、現場を知るために1年間、高級百貨店に販売員として配属されることになりました。
学生時代は居酒屋でアルバイトしていたため、接客には自信があるのですが、配属先の店舗は落ち着いた雰囲気があり、居酒屋と同じようなスタイルで接客をすると、お客さんがひいてしまうような気がします。
どのようにしたら良いでしょうか?
(居酒屋が大好きな見習い販売員)
☆コミュニケーションのコツ
「お客さまが居心地のよさ、安心感を持てるか?」を考える
【ノウハウ解説】
お客さまに話しかけるときの基本ポイントは、
「お客さまが居心地のよさ、安心感を持てるか?」という視点です。
常にこの視点から、お客さまにどんな話し方をしたら良いかを考えます。
お客さまが居心地良く感じたり、安心感を持ったりする条件は、業種、
商品の性格、お店の雰囲気などによって様々ですので、お客さまに話し
かけるときは柔軟な視点が求められます。
例えば、ファーストフード店で、カウンターの前に立ったにもかかわらず、なかなか声をかけてもらえなかったら、良い感じはしません。
しかし一方で、高級な洋服店では、入るなり店員から
「今日は何をお探しですか?」「これ大人気ですよ」などと
しつこく話しかけられては、不快に感じます。
これはお客さまの「期待」が場合によって異なるからです。
自分のお店ではどんなものが「ウケる」のか、
いつもイメージしておくことが大切です。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方