【「出世するためのマナー」シリーズ】
「出世するためのマナー」シリーズ 【場面3】
日頃から普通の人よりもレベルの高い動き方をすれば、次第に社内外から認めてもらえ、大事な仕事を任せてもらえるようになります。 「出世するためのマナー」シリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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全体のフロー
(1)一番最初にエレベーターに乗り、行き先階指定パネルの前に立ち、行き先階を押す。
(2)乗ってこられる方がいたら、手でドアをおさえる
(3)他の乗客がいれば、「何階ですか?」と聞き、依頼のあった階を押す。
(4)自分の階が来るまで、乗客の出入りのたびに、ドアの管理を行い、自分の階が来たら会釈※して、降りる。
※会釈:体を15度ぐらい折り曲げてするおじぎ。
レベル1
(1)扉の開閉、階の指定は徹底管理
(2)降りる方優先!いったんドアの外に出るべし
レベル2
(1)運行管理者の座は死守
(2)「降りる方いらっしゃいますか?」の確認
ここでの一番の仕事は、エレベーターの運行管理です。運行係になりきりましょう。役職者になるまでの仕事としては、まず、これです。
食事の際の席次と同様、エレベーターにおいても席次の考え方が通用します。上司には奥の方におすすみいただき、一番下の役職の者が、「一番、作業(動作)を行う必要がある席」に立つべき、というのが基本です。
ちなみに、エスカレーターにおいてもマナーの原則があります。「上りも下りも、上側が上席」です。例えば、上りの場合、先に目上の方にお乗り頂きます。逆に下りの場合は、自分から先に乗ります。その理由は上司の安全に配慮するためです。
ビジネスマナーの「根拠」を理解して、それを正しく実践することができるようになれば、上司から「感じがよい」「この人は立場と役割がよくわかっている」と信頼を得ることができます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方