【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面16】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
---------------------------------------------------------
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
---------------------------------------------------------
レベル1
(1)いきなり、「でも~なので」というような言い訳はしない
(2)叱責を早く切り上げようとして途中で話をさえぎらない
(3)叱られている最中、神妙な顔つきで反省の意を示す
(4)その日一日は神妙に過ごす(はしゃがない)
(5)翌日からは切り替える
レベル2
(1)最後に「ありがとうございます」とお礼を述べる
(2)今後どう改善するか決意を述べる
上司や先輩に叱られたときは、途中で口をはさんで言い訳したり、早く切り上げようとしてはいけません。まずは神妙な顔つきで心から反省の意を示し、全身全霊で聴く姿勢を見せます。そしてその後も反省の意を示すために一日神妙に過ごします。大きな声で笑ったりするのを控え、終業後に同期の飲み会などに誘われても自主的に謹慎するつもりで断ります。ただし、いつまでもそれを引きずらず、翌日からはすっぱり切り替えて仕事に臨みましょう。
さらに上級を目指すのであれば、叱られた後、「申し訳ございません」だけではなく、「(私のために叱っていただき)ありがとうございました」と感謝の意を述べ、叱責された内容を踏まえて、今後どう改善していくべきか、自分なりの決意を表明しましょう。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方