【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面17】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)原則、言い訳はしない
(2)叱責されている場合は途中で遮らず話を聴く
(3)「おっしゃるとおりです。申し訳ありません。」と相手の主張をいったん受け入れてからこちらの話をする
レベル2
(1)迫力で補強しなければならないことは言わない
(2)相手が間違っていても、相手に逃げ道を作る
基本的に仕事の上での言い訳はしてはいけません。言いたいことがあっても、叱責されている、指摘されている間は最後まで聴きます。
間違っても、「お言葉ですが・・・」などと相手を否定するようなことは言ってはいけません。ですが、相手が誤解をしていて、それを指摘したり、自分の意見をお伝えしなければならない場合もあります。そんな場合は、内容や伝え方をよく考えてからお伝えするべきです。
まず、感情に訴えたり、迫力で押し通さなければならないような言い訳は絶対にしてはいけません。そして、たとえ相手が間違っていても、「私のチェックが甘かったせいで」「先に私がお伝えしておけばよかったのですが」と、自分の非を伝えて相手に逃げ道を作ってあげることができると、上級者といえます。
「きみは営業に向いてない」
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