ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】

ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

職場環境の調整の仕方~フロアの実力者にお伺いをたてる

やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面21】

職場環境の調整の仕方~フロアの実力者にお伺いをたてる

ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。

【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない

このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。

今日のテーマ:職場環境の調整の仕方


自分からすすんで相手に好意をもってみる
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項

フロー


(1)「暑い(寒い)」と思ったら、自分が衣服で調整する
(2)10分我慢して耐えられなければ、上司(そのフロアの実力者)にお伺いをたてる「暑く(寒く)ありませんか?よろしければ、エアコンの調節をしてきますが・・・」
(3)そこで「別に・・・」と言われれば、我慢する。
(4)温かい(冷たい)飲み物を飲んでしのぐ

レベル1
(1)フロアの実力者を見抜く
(2)温度・湿度は日常的にチェックしておく

レベル2
(1)積極的に実力者にお伺いをたてる
(2)常に実力者の(暑さ)好みを知り、それに順応した服装を心がける

解説


実は、温度・湿度の状態というのは、人が健やかに過ごすために非常に重要な条件です。しかし、オフィスでそれを調節することは、簡単なようで非常に難 しいことです。何十人もの人が同じ環境下で働いているので、個人が好き勝手 にかえていいものではありません。そこで、重要なことは、フロアの実力者を 見極めて、その方に状態を変える許可をいただくことです。この場合の実力者 とは、役職者のことではありません。ベテランと言われる、職場で高い発言力 を有する人のことです。女性は冷え性の方も多いので、女性のベテラン社員の方に確認しておけば間違いないです。そこで許可をもらえなければ、自分 で調整して我慢するより他ありません。


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