先週に引き続き今週も、この4月にインソースに入社した新入社員の研修体験記をお届けいたします。どうぞよろしくお願い致します。
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前回の記事------------------------------------------------------------------------
弊社「プレゼンテーション研修」に「インソースの新入社員」として参加してきました。
そこで、アガり症の私が、自分なりのプレゼンテーションのやり方を見つけるまでをご紹介させていただきます。
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カリキュラムだけではわかりにくい「空気」のようなものを感じていただければ幸いです。
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■ビデオを撮るの!?
6人ずつのグループに振り分けられて、ちょっと打ち解けてきたころに知らされたのは、1分間の自己紹介スピーチをするということ、そして、それをビデオに撮って、後でみるということでした。
「えっ、ホントに撮るんですか?」「そして、自己紹介って何を言えばいいの!?」
という感じでした。まさに驚天動地。(これはいい過ぎですが)
自慢にはなりませんが、私は面接と名がつくものにほぼ見放された人間です。自己紹介などというものがまともに出来るわけありません。
そこで、一計を案じることにしました。
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■いよいよビデオ撮影
インソースのプレゼンテーション研修では、何人かの代表が「見本」になるのではありません。
一人一人が、自己紹介をしていき、その姿をビデオに撮られます。
...いよいよビデオ撮影が始まりました。
最初の人からかなり上手いです。きっちり時間通りに終わらせました。次の人もなかなか魅せてくれます。
ただ、皆さんとても良いプレゼンをしていましたが、自分の名前や出身地、趣味などを羅列される方が多かったような気がします。
私は、この時点で「勝ち」を確信していました。(何に勝つというわけではありませんが...)
さあ、私の番になりました。もう、私の頭の中は、思いついた「作戦」を実行することでいっぱいでした。その「作戦」とは、「自分の好きなことだけを語る」ことです。
これは、作家の村上龍が、自己紹介のやり方として書いていたことですが、いい機会なので実践することにしました。
もちろん、思いつきだけではなく、勝算はありました。具体的には、
・他人のプロフィールを、人は何個も覚えきれないだろう
・話す内容をひとつにすれば、話す内容が少なくなり、覚えやすい・話しやすいだろう
という計算です。
しかし、世の中うまくいきません。頭の中で、何度も練習をしたにもかかわらず、実際、何人もの人の前にでると緊張して、手が震えてきました。そこで、手を後ろにまわして、震えが見えないように隠しました。そして、話しているとき、出来る限り皆を見るようにして自己紹介をしました。
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■ビデオ鑑賞・反省
なんとか無事自分の番が終了しました。笑いが起き、結果はおおむね好評のようでした。どうやら「作戦」はうまくいったようです。
しかし、いざ自分の姿をビデオで見てみると、
・お辞儀が浅い
・手を後ろにまわしているから、姿が変
などの問題がありました。
良かった点として、指摘されたのは
・声が良い
・笑顔が良い
といったものでした。
自分が考えていた評価とはずいぶん違います。自分としては、すごく緊張していたのですが、ビデオでみると、緊張している様子はあまりわからず、それよりも、緊張を隠そうとしている様子が変に見えました。
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■2分30秒の会社紹介
次に行ったのは、2分30秒で会社紹介をするというものです。さらに、全員が一番良いと思ったプレゼンをした人に投票をして、最も良かったプレゼンターを選ぶことに。
今回は作戦はありません。
・お辞儀を深くすること
・手を前に持ってくること
・堂々と振舞うこと
だけを意識して、自分の考えを愚直に伝えるだけです。
自分の感想としては、
・言葉をかんでしまった
・緊張してぎこちない動きだったかも
という感じだったので、失敗したかと思いましたが、投票の結果は、意外と高評価に。
自分に対する評価の中に、「内容がわかりやすかった」というものがあったことが非常に意外でした。
もしかすると、プレゼンでは必ずしも流暢に話す必要はないのかもしれません。それよりも、しっかり準備して厳選した情報を、分かりやすい言葉で話すことのほうが重要だと思いました。
今回の研修で、今まで苦手だと思っていたプレゼンテーションが、楽しく思えてきました。
以上が私の「プレゼンテーション研修」体験記となります。インソースの公開講座の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。
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