【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【11】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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■今日のテーマ
お出迎えのマナー~「お待ちしておりました」と付け加える
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:さらにレベルアップを期待される新人が気をつけるべき事項
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レベル1
(1)お客さまをお待たせしない迅速さと準備を心がける
(2)「いらっしゃいませ」の言葉と笑顔を忘れない
(3)お待たせする際は「おかけになってお待ちください」と声をかける
レベル2
(1)同僚のお客さまを出迎える際、「いつも、**がお世話になっております」と挨拶する
(2)アポイントのある方には「お待ちしておりました、○○様」を付け加える
(3)重要顧客は、エレベーターホールで予定の5分前から待ち構えて迎える
■解説
まずは、エントランスから連絡があり、お客さまがいらっしゃったとわかったら、すぐにお出迎えに動きます。 そして、お客さまにお目にかかったら、「いらっしゃいませ」という挨拶に笑顔を加えて歓迎の意を表します。
訪問時に迅速な行動をとることで、お客さまは、こちらが迎え入れる準備を周到にしてくれていると感じ、「歓迎してもらえている」と思っていただけます。やむを得ずお待たせする場合は、近くの椅子やソファに掛けてお待ちいただきます。
さらに上級を目指すのであれば、同僚のお客さまに対しては、「○○がお世話になっております」、事前にアポイントのある方には、「お待ちしておりました」と声をかけるなど、お客さまごとに一言挨拶を付け加えます。
重要顧客の場合、こちらからエレベーターホールまでお出迎えにいくくらいの気遣いが必要です。
新人や部下がどのようにお客さまをお出迎えしているか、上司の方がご覧になる機会はあまりないでしょう。部下のお出迎えのマナーについて、一度確認してみることをお勧めします。
「きみは営業に向いてない」
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