2024年4月26日
2023年に中途採用活動を行った企業の、年間平均採用人数は前年比2.6人増の21.8人となり、2020年以降過去最高となったことが、マイナビ(東京・千代田、土屋芳明社長)が実施した「中途採用状況調査2024年版(2023年実績)」で明らかとなった。(文:日本人材ニュース編集部)
2023年の中途採用人数は年間平均21.8人(22年比2.6人増、21年比5.5人増、20年比8.1人増)となり、年々増加し調査開始以来、過去最高となった。
また、23年の退職者数の平均人数は15.6人(22年比3.1人増)で、退職者数に対する採用人数の割合を欠員充足率として算出すると、23年は139.2%となり、中途採用による欠員の充足ができていることがわかる。
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23年の中途採用費用の年間平均は629.7万円(22年比55.8万円増)となり、業種別では、「IT・通信・インターネット」が998.5万円で最も高かった。
また、23年に採用した人数と採用費用をみると、採用人数が多く、採用費用が低い業種は、「医療・福祉・介護」などだった。
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24年の中途採用に積極的と答えた企業は91.8%(22年比1.0ポイント増)となった。
業種別では、「IT・通信・インターネット」が「採用に積極的」が95.5%と最も高く、そのうち「経験者採用は積極的だが、未経験者採用は消極的」が54.3%で他の業種に比べ高いことから、経験者を採用ターゲットとする動きが予想される。
一方、「経験者採用・未経験者採用ともに積極的」が最も高い業種は、「サービス・レジャー」で45.7%となった。
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調査は、2023年12月15日~18日、全国の従業員数3人以上の企業で、直近(2023年1~12月)に中途採用業務を担当しており、「採用費用の管理・運用」に携わっている人事担当者を対象にインターネットで実施し、1400件の有効回答を得た。
配信元:日本人材ニュース
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