2024年10月07日
厚生労働省が発表した2024年8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.23倍で、4カ月ぶりに前月を上回った7月と比べて0.01ポイント減となりました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.32倍で、前月比0.10ポイント増、正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.01倍で、前月と比べ0.01ポイント上回りました。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.8%減、有効求職者(季節調整値)は前月比0.3%減となりました。
新規求人(原数値)は前年同月と比べ6.5%減少しました。
産業別にみると、情報通信業で1.4%増加した以外は、すべての業種で減少となりました。特に、宿泊業,飲食サービス業(23.5%減)、生活関連サービス業,娯楽業(12.3%減)で大きく減少しているほか、物価高や円安の影響が大きい製造業でも10.5%の減少となっています。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)について、就業地別の最高は福井県の1.87倍、最低は大阪府の1.03倍、受理地別の最高は東京都の1.76倍、最低は神奈川県の0.91倍です。
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