私は去年、就職活動をして大手の電機メーカーに内定をもらいました。
そして、その僕の就職活動における経験を、皆さんにご紹介させていただく機会を今回頂きました!
私の就職活動における経験が皆さんの少しでもお役に立てればと思います。
今回は就職活動で特に重要となってくる「志望動機」と「自己PR」についての第2回をお送りします!
第1回 自分の姿と企業の姿を知る
第2回 具体的な伝え方(今回)
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◆「志望動機」と「自己PR」を効果的に伝える方法◆
《第2回》 具体的な伝え方
就職活動の選考では、企業側は色々な手段で受験者を選別していきます。
また、エントリーシートや面接では、いろんな質問も投げかけられます。一体どんな質問が来るのか・・・。不安に感じている方も多いのではないのでしょうか。
しかしどの企業も、学生について知りたいことは大抵同じです。それは、
1.志望動機(なぜ当社を選んだのか、当社で何がしたいのか)
2.自己PR(自分は何ができるのか、それをどう当社で活かすのか)
この2つです。
それらを伝える際、自分の良さの「伝え方」を理解していれば、選考を通過する確率は格段に上がります。
前回は「自分の正確な姿を知る」、「企業の正確な姿を知る」という分析的な面について説明ました。
ですから、今回はどのようにすれば効果的に企業に伝わるのか、という具体的な志望動機と自己PRの伝わるのかということについて説明したいと思います。
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1.自分の姿と企業の姿を組合わせる→志望動機と自己PR
前回説明した「自分の正確な姿を知る」、「企業の正確な姿を知る」作業を一通り終えたら、自分と企業に関する知識をつなぎ合わせてみましょう。それが、志望動機と自己PRになります。つまり、
志望動機=
「その企業の優れている/好きな部分+自分のやりたいこと」
をつなぎ合わせる。
自己PR=
「自分の優れている部分(withエピソード)+その企業求めていること」
をつなぎ合わせるという感じです。
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2.具体的に書く方法
どのように書いたら自分の「志望動機」と「自己PR」が企業にわかりやすく伝わるのか、その効果的な方法をご紹介したいと思います。
■志望動機
志望動機では、自分がどういったことに関心があり、それをその企業がどういった点で満たしているのか、自分がどういったことがやりたくて、それがその企業でどのように
実現できるのか、ということを具体的に述べます。
私は大手の電機メーカーに入社予定ですが、その選考では、自分の卒論テーマやサークル活動通じて感じた「多様な人々が住むこの世界を根底から支えたい!」という思いと、その企業が世界中のインフラ事業を行っていること、人事制度からあらゆる差別をなくそうとする動きが活発で、従業員に多様なライフスタイルを送ってもらおうという風土が強いこと、の二つを組合わせて志望動機としました。
その際、
「私は~であり、御社は~であるので、御社で~をしたいと思い、志望しました。将来は~をしたいです」
という流れで説明すると、スムースだと思います。
企業研究を十分に行っていれば、「自分の志望する仕事内容」と「企業が求めている仕事内容」のギャップを埋めることができ、内定の確率が上がるだけでなく、入社後に会社が合わずやめてしまう、ということも避けることができます。
■自己PR
自己PRでは自分が経験から会得してきた長所や利点が、その企業でいかに役に立つかを具体的に説明します。
大抵は「学生時代一番がんばったこと/失敗談/変化したこと」などを説明するという形になっていますが、そこから得た経験なり、そこで発揮された自分の長所を、その企業でどういった形で活かすかまで説明できれば、選考を突破できる確率はグンと上がります。
「私は学生時代、~という経験をし、そこでは~のような苦労(あるいは困難)がありました。そこで~という工夫をしました。その結果、~となりました。そこから得られたのは(学んだのは)~です」
という流れで説明すれば、エントリーシートも面接も非常にわかりやすくなるでしょう。
私の場合、単位取得が難しい必修科目を落として留年してしまった経験を書きましたが、あきらめずにその専攻に進もうとした姿勢、前年の失敗を活かして早め早めに質問をしたこと、他の受講生とのコミュニケーションを重視し助け合ったことなどの工夫を説明し、チームワークの重要さ、失敗してもあきらめずに失敗経験を活かして努力し続ける姿勢が得られた、と説明しました。
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決して自分を飾る必要はありませんが、自分の経験を思い出し、「他の人とどう違うのか」を明確にすることが大切です。
志望動機にも自己PRにも言えることですが、決して自分を偽ることなく、ありのままの自分を理解し伝えることが何よりも大切です。
その結果、選考から漏れてしまっても、それはあなたが劣っていたからではなく、ただ単に相性が良くなかっただけのことです。
特に、自分をネガティブに捉えてしまう人は、就職活動を通して、もっともっと自分を好きになってくれたらなぁ、と思います。
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