■3種類のお辞儀を身につける
接客スキルは、さりげない身振りの中にもあります。その一つがお辞儀です。あいさつとお辞儀ができれば社会人として一人前と言われます。
接客でも、お辞儀がきちんとできるかどうかが大切なポイントとなっています。
お辞儀には「会釈」「普通礼」「敬礼」の3種類があります。
「会釈」は、目が合ったときに頭を軽く下げます。3メートルくらい離れた位置で、相手のウエストあたりが見える程度に(15度)腰を倒します。
「普通礼」は、お客さまをお迎えするときやお見送りする時に行います。1.5メートルくらい離れた位置で相手のひざあたりが見える程度に(30度)腰を倒します。
最後に、お詫びをするときなど、もっとも丁寧なお辞儀として「敬礼」があります。
0.5メートルくらい離れた位置で、相手のつま先が見える程度に(45度)腰を倒します。
以上、3種類のお辞儀を意識的に区別すると、コミュニケーション能力が向上します。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方