■お礼状のポイントは「スピード」と「タイミング」
お礼状は来店していただいたお客さまや、お祝いやお見舞いをしていただいた
際など、ご厚情をいただいた相手方に対して、感謝の念を込めてお礼を述べる
文書です。
お礼状は、厚意を受けたらすぐに出すようにしましょう。感謝の気持ちの深さ
を示す為にも、「スピード」と「タイミング」は大切です。
ただし、「お見舞い」に対するお礼は、自分が病気であるという特殊な場合です
から、退院してからなど、一段落してからの対応で構いません。
■お礼状に色々な用件を盛り込まない
お礼状の目的はあくまで謝意を述べることにありますので、それ以外の用件を
むやみに書き込むことは避けましょう。
原則として、お礼状は文書で出してください(はがきよりも封書がより好ましい)
また、お得意様など、特に親しいお客様に対しては、電話によるお礼でも構いま
せん。Eメールも失礼にはあたりませんが、できるだけ直接、お客様にお礼を申
し上げるようにします。
■お礼のみではなく感想や近況も忘れずに
お礼状は、丁寧さが伝わるように書かなければいけません。よって、どれだけ
敬語や定型句を尽くして書いても、「お礼」のみしか表現されていなくては、
味気ない文章になってしまいます。よって、頂いた品物を使った感想や近況など
も付け加えると、より書き手の気持ちが伝わります。ビジネス文書は、簡潔さが
命ですが、お礼状は簡素になり過ぎないように気をつけましょう。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方