【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【場面19】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客様:常に相手をたてて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
「皆さんに教えていただいたおかげです」と添える
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
レベル1
(1)素直な態度で「ありがとうございます」
(2)謙遜はしても、相手の言葉を否定しない
(3)嬉しそうに笑顔で受ける
レベル2
(1)「皆さんに教えていただいたおかげです」と添える
(2)「前までできていなかったがこういうことができるようになった」を伝 える
上司や先輩にお褒めの言葉をいただいたら、難しく考えず、素直に「ありがとうございます」と受け止めます。もちろん社会人として、謙遜は必要ですが、 過度な謙遜は相手の言葉を否定することにつながるので、「そんなことありま せん」など全否定するのではなく、いったん相手の言葉を受け止めてから「ま だまだです。」程度の謙遜にとどめておきます。
また、嬉しい気持ちを伝えるためにも笑顔で受けます。さらに「○○さんのお かげで・・・」「ご指導いただいたおかげで・・・」のように、第三者の方へ の感謝の意を盛り込むと、さらに印象がよくなります。「以前はできなかった のに、努力してこんなことができるようになった」と言えると、「自分なりに 工夫して努力している」という印象も与えられます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方