【内気営業「中島」のマル秘営業テクニック】
内気営業「中島」のマル秘営業テクニック 【55】
私が営業の中で気をつけていることとして、「言い切る」というものがあります。「言い切る」は大辞林で調べると以下の意味があります。
(意味)自信や決意をもってはっきり言う。断言する。
お客さまは商品を購入する際には、もちろん失敗したくありません。そこで、我々営業担当者に望んでいることは、プロフェッショナルとしての的確なアドバイスです。
それなのに営業担当者に自信なさそうに、「多分~だと思います」、「~かもしれません」と言われても、購入する気にはなれません。
なので、商品をおすすめする・売る際には自信を持って「間違いなく~です!」と言い切ることが大切になってきます。自信を持って伝えることにより、この人は信頼できる人だな、という印象を与えることができます。
しかし、言い切るのが大切だといわれても、いきなり言い切れるようにはなれないと思います。そこで私が考える「言い切るために必要なこと」を3つご紹介したいと思います。
1.商品に関する絶対的な知識
まず商品を知らなければいけません。知らないものを売ることほど怖いものはありません。良い点だけでなく、欠点も含めて知る必要があります。まずは、今日提案する商品について、良い点を3つ・欠点を3つ、挙げてみましょう。
2.お客さまのニーズを汲み取り、理解する力
商品の知識があり、商品のよさがわかっていても、それがお客さまのニーズに合致していなければ意味がありません。なのでお客さまのニーズを理解する能力も必須です。これは経験も大きく関わってきます。
3.勇気100%
お客さまのニーズがわかり、それを満たす商品がどれかということもわかったら、あとはそれを自信を持って伝えるだけです。自分の知識と経験を信じます。
言い切るために必要なことを色々と述べましたが、結局はどれだけお客さまのことを考えることができるかだと思います。
お客さまに喜んでもらうための知識であり、理解力であり、勇気です。
ここまでお客さまのことを考えた、という自信が最後の一押しとなって言い切る力になります。どうせやるなら、とことんまでやり切りましょう。そして、お客さまより信頼される営業担当者になりましょう。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方