4月はじまりの会計年度の企業では、最終四半期にあたる1月~3月は研修予算の調整時期にあたります。今年度の予算にまだ少し余裕があるならば、ぜひ受講していただきたいのが、「組織体制強化のための研修」です。
コンプライアンス遵守の徹底や、ハラスメントの防止、ヘルスケア、働き方の改善に向けたタイムマネジメントなど、いつかはきちんと学ばせておきたいと思っていたこのジャンルの研修を、ランキングにしてみました。
※集計期間: 2017年1月~3月
※リスク管理/ヘルスケア/業務改善分野の研修の受講者数によるランキングです。
働き方改革系の研修の中でも一番人気が高く、効率的な仕事の進め方を学ぶための「タイムマネジメント研修」が堂々の1位となりました。自身の仕事の仕方を客観的に振り返りながら、残業削減の具体的なノウハウを身に付けていただけます。
管理職になったばかりの方などに向けて、職場でのハラスメントをなくすために知っておかなければならない基本知識が半日で学べるこの研修が第2位になりました。セクハラとパワハラを中心に、正しい理解と判断基準を身に付けていただけます。
リスクマネジメントは、組織を管理する立場の人にとっては必須項目であり、ミドル層の受講者を多く集めて第3位に。管理職が知っておくべき「リスク」について、その定義から具体的なマネジメント方法までをバランスよく学んでいただける研修です。
働き方改革を推進する立場である管理職にとっては、組織業務全体を捉えた上でのタイムマネジメントが欠かせません。組織の業務効率を上げるための、具体的で実用性の高いノウハウを学んでいただけます。
健全な職場環境を維持する上で、部下のメンタルケアに関する知識習得は管理職にとって必要不可欠です。実際にメンタル不調の部下を持った時の、判断の基準や具体的な対応方法まで、実践的な知識を学ぶことができます。
働き方改革の下、残業を減らし、生産性の高い仕事のさせ方を推進する上で、労務管理の基礎知識は欠かせません。これまで労務管理に関して、体系的にきちんと教わったことのない方にはぜひ受講していただきたい研修です。
被害者はもちろんのこと、最終的には加害者にも悲劇をもたらすこととなるハラスメント。そうした悲劇が、日常のすぐ隣でも起き得ることを、事例を通して認識していただき、あらためて自身のマネジメントのあり方を振り返っていただくための研修です。
昨今、大手企業で相次いでいるコンプライアンス違反。慣習的に行っていたことが、実は大問題となるケースもあり、一度はしっかりと基本を学ばせておきたい研修の一つです。
ストレスチェック制度を通じ、メンタルヘルスに対する意識が高まっている今、あらためて自身のストレスとの向き合い方について学んでおきたいところです。
個人情報の流出や、不用意な情報発信による風評被害が後を絶たない今、半日間で情報管理に関わるコンプライアンス遵守に特化してお伝えする研修です。
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