子会社出向者のためのビジネスマインド研修（半日間）

大きく変わる環境と立場を理解し、柔軟性と適応力をもってリーダーシップを発揮していくための考え方を学ぶ

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対象者

管理職
部長・経営層

・子会社への出向が決まっているマネージャー層の方
・子会社の要職を兼務することになる方
・今後のキャリアで子会社へ出向する可能性がある方

よくあるお悩み・ニーズ

子会社に出向することになったため、子会社運営のポイントを知りたい
受け身の体質から自立し稼げる体質に、子会社を転換させたい
出向者を通じて親会社側のスタンダードを子会社に浸透させたい

研修内容・特徴outline・feature

子会社への出向は、社内異動の延長線上にあるものとして捉えられがちです。しかし、それまでの「中間管理職」から一気に会社の「経営幹部」になるというドラスティックな立場の変化を伴うため、否応なく本人の意識転換が求められます。また、会社の規模も小さくなるため、見るべき仕事の幅や、やるべき業務の内容も大幅に変わってきます。

本研修は、こうした子会社への出向における特性を踏まえたうえで、どのようなことを意識し、取り組んでいく必要があるかを理解していただくためのプログラムです。

研修のゴールgoal

①子会社の実態についての理解が深まる
②経営幹部として赴任する際に何を期待されているのか分かる
③出向先でのよくある問題への対処法を理解する

研修プログラム例program


	内容	手法
	１．あらためて「出向」について考える（１）出向の種類と実態 ①そもそも「出向」とは何か　②様々な出向のパターン（２）子会社への出向で感じるギャップ ①従業員の多くは中途入社組　②マネジメントスキルを持つ人材は乏しい ③コンプライアンスやセキュリティに関する意識は低め ④受け身で現状維持志向の強い組織風土【ワーク】子会社に見られる親会社との違いを共有する	講義ワーク
	２．出向者に期待されることとは（１）大企業の知見と現実的な解 ①求められる大企業のスタンダード　②疎まれる「大企業ではこれが普通」 ③期待が大きい財務と人事労務の知見 ④大企業の「普通」を移植して「奇跡」を起こす【ワーク①】親会社での当たり前が子会社では特別なものとなる例を挙げる（２）経営者であり管理職であり実務者でもある ①子会社では「全部やる」のが基本 ②経営をコンパクトに学ぶチャンスと捉える ③実務から離れていた人はセルフリスキリングを ④「紙」が作れる人は尊敬される（３）求められる次のステージへの移行 ①子会社の成長ステージとは　②目指すべきは自立と安定 ③安定期を過ぎたら「普通の企業」を目指す　【ワーク②】子会社のステージを評価し、次に向けた取り組みを考える	講義ワーク
	３．出向先で求められるコミュニケーションとは（１）相手にコミュニケーションレベルを合わせる ①親会社にいた人たちは「特殊な人」 ②部下とのコミュニケーションで意識すべきこと（２）段階を踏んでコミュニケーションを深めていく ①まず謙虚な姿勢で異文化に接する ②信頼関係が築けたら小さな目標を立てる ③新しい取り組みには自身が率先して見本を示す（３）親会社との懸け橋としてのコミュニケーション ①グループとしての方針や戦略を子会社に展開 ②子会社の実態や課題をフィードバック ③親子間での報告と意見交換を定例化 ④親会社やグループ内企業とシナジーを発揮	講義
	４．こんな時どうする？【ワーク】次のケースを読み、どのように対処すればよいかを考える＜ケース１＞子会社のベテラン社員が取り組みの障害になっている＜ケース２＞新しい取り組みを提案したが、変化を嫌う現場から抵抗されている	ワーク
	５．まとめ	ワーク

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よくあるご質問について、研修のプロとして熱く丁寧に回答します。

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カスタマイズ事例～ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

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開発者コメントcomment

出向には様々なパターンがありますが、この研修は、主に100%出資によって設立された子会社への出向を想定しています。出向者にとって悩ましい現地の従業員との関係構築の仕方や、自身の役割をどう置くかといった、答えを一つに絞れないような問いに対して、受講者同士で議論し合えるようなプログラムにできればと考え、企画しました。