ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 

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「会議の場での席次、会議に臨む際の心構え・マナー」

「会議の場での席次、会議に臨む際の心構え・マナー」

今日のテーマ
「会議の場での席次、会議に臨む際の心構え・マナー」

前回は、会議の設営の話をしましたが、今回は実際の会議の場での
 席次や、会議に臨む際の心構え、マナーについてみていきます。
 
           ■  ■  ■

1.会議の席次

 会議の机の配置は、(1)机で四角に囲んだ「ロの字型」と、
 (2)何列かに机を縦に並べていく「スクール型」の二つがあります。

 会議で自分が着席する際に、自分がどこに座るのが相応しいか?
 ご存知でしょうか。

   さまざま、組織ごとで座り方が違うとは思いますが、
 本日は一般的な2タイプの席次についてみていきたいと思います。

(1)「ロの字型」配置の席次

 ロの字型の場合、一番偉い方が、一番奥の真ん中の「議長席」に
 座ります。そして、どんどん偉い順に左右交互に座っていきます。

 そのため、自分が新人の場合、座る場所は、
 おのずと一番手前の机となります。

 また、若手には、会議が始まる際に、
 ドアを閉めるという「大役」があるため、
 一番手前の机のドアに近い席に座るのがベストです。

(2)「スクール型」配置の席次

 スクール型の場合は、前は若手、後ろはお偉いさんが
 座るのが一般的です。
 積極性ややる気を見せるためにも、新人や若手、
 自分はあまり成績が良くないと感じている人は
 できるだけ前に座りましょう。

          ■  ■  ■

2.会議に臨む際の注意点

(1)オフィシャルな会議には必ず上着を着て出席する

 クールビズが定着化した昨今、職場のドレスコードは
 難しくなりました。

 しかし、"上着を着る"ことが「改まった態度を示す」
 「自分の真摯さをみせる」ことには変わりがありません。

 その意味で、目上の方が同席される場で、
 上着を着ていないことは失礼にあたります。

 逆に、コートなどの防寒具は必ず脱ぎましょう。

          ■  ■  ■

(2)自分より職位が目上の方を待たせることはご法度

 上下関係なく、約束を守ることは当たり前の
 社会人のルールですが、会議などの場合は、
 定時の時間に遅れないだけではなく、
 目上の方がいらっしゃる前に会場入りしましょう。

 特に、若手の方は、頼まれていなくても、
 会場の準備などを手伝うために、早く会場に向かいましょう。

          ■  ■  ■

(3)マイクなどの不具合は、すべて若手の責任

 会場準備の仕事を任された場合は、自分の責任で
 ミスの無いように用意しましょう。
 マイクなどの不具合があった場合は、
 若手の仕事が甘いと上の方から悪い評価を
 受けることになります。

          ■  ■  ■

(4)若手は、最後に資料の余りを回収してから退出する

 会議が終わってもすぐに勝手に帰ってはいけません。
 若手には、会場の片付けという最後の仕事があります。
 言われなくても、会議が終わったら、資料の余りを回収したり、
 忘れ物などが無いか見るなど、机周りをチェックしましょう。


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