インシデントマネジメント研修　初期対応の重要性を理解する編（半日間）

インシデントマネジメントのポイントである初期対応と被害軽減策について、過去の事例に基づきながら考える

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対象者

全階層

・特に災害対策について、リスク対策をしたい方
・組織としての災害発生時の初期対応のポイントを学びたい方
・災害発生時の対応について、数年間見直しをされていない組織の方

よくあるお悩み・ニーズ

災害対策が重要なことは分かっているが、充分な備えができているとは言えない
備蓄品などは常備しているが、実際に災害が起きることを想定しての訓練や準備はできていない
災害対策マニュアルが古く、コンプライアンスへの考えも、時代に合わせて直すべきと感じている

研修内容・特徴outline・feature

「インシデントマネジメント（Incident Management）」とは、災害や事故に対する準備とそれらが発生してしまった場合の対応のことをいいます。日本では、阪神・淡路大震災や東日本大震災を経て、組織においても、個人での備えとしても重要性が非常に増し、対策が強化されています。

日本では、南海トラフや北海道で巨大地震が30年以内に起きる確率が80%と言われています。また、台風や火災による被害とも、常に隣り合わせの生活を送っているような状況にあります。本研修では、リスクマネジメントの一環として、インシデントマネジメントのポイントである初期対応と被害軽減策について、過去の事例に基づきながら実際に考えていただきます。そのうえで、リスクが顕在化し事故・事件・不祥事が発生した時に、組織として迅速な初期対応ができるようになっていただくことを目指します。

研修の最後には、災害対応用品として有効なものやゲリラ豪雨に遭遇した際の初期対応案を具体的に考える演習を行うので、演習の成果物を職場でそのまま役立てていただけます。

研修のゴールgoal

①災害発生時のインシデントマネジメントの重要性を理解できる
②ＳＮＳ時代の模範的な初期対応を学び、何がポイントになるかを学ぶ
③災害対策の初期対応として、自組織にあった準備を考えることができる

研修プログラム例program


	内容	手法
	１．事例から初期対応を考える【ワーク】３・１１のときの東京の会社員のレポートを読み、初期対応を評価する	ワーク
	２．インシデントマネジメントとは（１）インシデントマネジメントとは（２）インシデントマネジメントの基本（３）従来、模範的な初期対応といわれた事例【ワーク】模範的な初期対応といわれた事例を読み、そのポイントを考える（４）ソーシャルメディア時代における初期対応とは【ワーク】ソーシャルメディア時代の事例を読み、危機発生に対する初期対応について、何がポイントになるか考える	講義ワーク
	３．あなたならどうする？（１）災害対応用品として有効なものは何か？【ワーク】会社における災害対応用品チェックリストを使用して ①職場に備わっているかどうかをチェックする ②有効かどうかを検討する（２）ゲリラ豪雨で洪水に遭遇したら【ワーク】ゲリラ豪雨による浸水ハザードマップを見て ①どのような感想を持ったか共有する ②どのような初期対応をするか、ケースごとに最初にすべきことを３つ考える	講義ワーク

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よくあるご質問について、研修のプロとして熱く丁寧に回答します。

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カスタマイズ事例～ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

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受講者の声／研修の感想・得た学びVOICE & learning

実施、実施対象

2017年 1月　　　　　51名

業種

労働組合

評価

内容：大変理解できた・理解できた

96.1%

講師：大変良かった・良かった

86.3%

参加者の声

インシデントマネジメントの意味、リスクマネジメントとの相違点、災害等にあった場合の考え方等、すべてわかりやすかったです。また、実例等もあって具体的に考えることができました。
研修を通して、事故等の発生後における初期対応が、いかに大事であるかが理解できました。
今まで頭では分かっていても、行動に移さないままの所があり、講師の発言には度々ハッとさせられました。今後は少しでも変わっていこうと思います。

開発者コメントcomment

初期対応が重要だと分かっていても、いざ「その時」に冷静でいられるか。このような危機意識をもとに本研修は開発されました。

冒頭の事例では記憶に新しい震災を例に想像を膨らませながらインシデント対応を疑似体験していただきます。
机上の空論や教科書的ではない、現場で危機を乗り越えるための実践的なリスクマネジメント研修です。