本研修では、政策形成能力の向上を目指し、地方自治改革と求められる役割の変化について学びます。
■高まる「政策形成」の重要性
現在、地方行政改革のもとで、地方自治体が地域社会の発展に果たす役割が拡大するとともに、自治体に自己決定・自己責任が強く求められるようになりました。それに伴い、地方自治体の「政策形成」の重要性がさらに高まっています。
■「発想」を「企画」にまとめあげる
「発想」⇒「企画書作り」⇒「企画の実現」という企画の3つのプロセスを順に理解していくという流れで研修を進めていきます。まず、企画のアイデアを「発想」するためには、社会通念、社会環境、組織の置かれている状況を踏まえて、住民などのニーズを収集し、それらを総合的に考える必要があります。研修では、考える手法を身につけ、ステップに従って発想を行うポイントを解説します。 また、「発想」を「企画」にまとめ上げる際には、「リスク」「コスト」「スケジュール」「法令遵守」などを踏まえる必要があります。
■実現可能な企画を立てる
企画書の構成を考え、アイデアを形にし、それを企画書にまとめるためのポイントについて解説します。さらに、「企画を立ててはみたが、実現せず、放置されている」という事態を防ぐため、組織の中で企画を通す交渉の方法など、企画を実現する方法を、交渉術の手法の話を織り交ぜながら研修を進めます。研修の最後では、企画案のプレゼンに備え、作成した企画書を効果的に提案するためのポイントを押さえながら、プレゼンの反復練習を行います。
政策形成能力向上を目指し地方自治改革と求められる役割の変化について学ぶ