官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修
研修の特徴・目的
自治体・官公庁における企画力・政策形成に関する組織課題
すべての政策は、住民の生活をより良くする目的でつくられます。かつては全国一律の画一的な政策で運用できていましたが、少子高齢化による労働力不足・価値観の多様化による市民ニーズの複雑化や異なる地域事情に対応するために、昨今は自治体個別の状況に見合う独自の政策形成が求められるようになりました。
新しい発想が浮かばない、実現性の高いアイデアを考えられないなど、企画業務そのものを敬遠する職員も少なくありません。しかし企画力は政策形成だけでなく業務改善などすべての仕事に不可欠なスキルです。組織を取り巻く環境の変化を意識しつつ、日頃から柔軟な考え方で発想力を鍛えて、現状にふさわしい効果的な提案として形にする力を身につけることが大切です。企画に必要な情報収集と分析などの準備・関係者の承認を得た実現可能な企画立案・周知と実施推進を段階を踏んで進めることで、その企画は地域の公益となる施策として活きてきます。
インソースではこれまで多くの自治体・官公庁の皆さまに企画力・政策力研修を提供してきた実績がございます。発想力を促す思考法を学ぶもの、伝わる・納得を得られる企画書作成のヒントを得るもの、プロジェクトの円滑な推進管理のコツを習得するプログラムなどから、貴組織の実情に合わせて最適なサービスをご提案いたします。
自治体・官公庁における企画力・政策形成に関する研修の特徴とポイント
多角的に発想し、収束させる
日頃感じていることを思いつくままに挙げても、実効性がある企画とはなりにくいものです。そもそもの発想の幅を広げるために、現状を疑う視点や洗い出したアイデアをまとめて整理する力が必要です。これらの力を伸ばすには、ロジカルシンキングをはじめ、ラテラルシンキング・クリティカルシンキングといった思考法の習得が欠かせません。
良い企画には良い発想が必須です。あらゆる考えを洗い出す段階では、自分一人の思いに固執せず、ブレーンストーミングなどを使って多数の関係者から意見を集め、偏りの少ない方向を定めることも必要です。目的を果たすためには、既存の枠にとどまらない新たな視点や、予算内で最大の効果をもたらすこと、実現可能なスケジュールで進められるかなども考慮されなくてはなりません。日ごろから常に問題意識をもって発想力を鍛える・考えを形にする意識を高めることの重要性を実感できる研修を受講いただくことで、企画力向上の素地をつくります。
アイデアを実現可能な政策に落とし込む
活用できる案を数種類まで絞りこめたら、次にそれらを政策・企画書へと落とし込んでいきます。本当に市民ニーズに沿う施策となり得るか、成果が確実に出せるのかを事前に調査し、その結果から傾向や優先すべき対策の順序を確定します。この調査にはナッジ理論をはじめとした行動経済学の考えやRESASを用いたマーケティング分析が役立ちます。自分たちの立てた仮説が正しいか、第三者に納得してもらう根拠として不足がないかをきちんと検証し、関係者に根回しをして協力をとりつけるといった調整をしておくことも、政策や企画の立案プロセスに含まれます。
誰が読んでも理解できる・効果を感じられる企画となるよう心を砕きますが、すべては公益のための政策であるということを忘れないようにします。
広く浸透させ定着できてこそ政策は効果を生む
よくできた政策も、住民や社会・関係各所に周知され、実施がなされて初めて効果を発揮します。ソーシャルメディアはじめ広報誌などによる直接的な情報発信や、議会やマスメディアへの説明対応が必要な場合もあります。職員はこの政策・施策を正しく理解して、質問をされたときには的確に答えられる用意をしておきます。いわゆるお役所言葉で語っても利用者や住民には伝わりません。相手がどのような方であれ、その企画や政策の意図を理解してもらえるよう、分かりやすく説明します。
実施にあたっては全職員の協力が必要です。そのためにプロジェクトリーダーはメンバーを指導し、時には関係者と交渉しながら計画を進めていきます。活動の進捗をPDCAサイクルによって確認し、うまく稼働していないようであれば速やかに是正・軌道修正します。政策を定着させ、本来の目的が達成されるまでが政策形成の一環であることを認識しましょう。
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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役職に応じた政策形成スキルを階層別教育で強化するプラン
政策形成に求められる3つのスキル「①課題を特定し解決する」「②企画を資料で表現する」「③住民のニーズを政策に反映させ推進する」を、役職に応じたレベルで強化する
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1年間で職員の役割に応じたスキルを向上させる研修プラン
1年間の体系的な研修を行い、「課長には行政経営、係長は管理能力」など、各階層に求める役割と能力を身につけてもらう。また、女性職員にはキャリアを考える機会をつくる
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DX推進で住民向けサービスの充実化を目指すプラン
DX推進でより良い住民向けサービスを供給できる組織を作る。そのために、①意識向上 ②知識習得 ③調査 ④企画 ⑤導入の5つのフェーズに分けて研修を実施する
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 ワークショップ
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 動画教材・eラーニング
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 おすすめサービス
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 読み物・コラム
研修のプロがお答え官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答え官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修 全力Q&A
お客さまから「官公庁・自治体向け企画力・政策形成研修」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
当組織では企画書のフォーマットが決まっています。それを踏まえた研修をご依頼できますか?
柔軟に盛り込ませていただきます。
テキスト内容に貴組織の規程を盛り込み変更するということでしたら、当社のテキスト内容との整合性を保つカスタマイズ作業が発生するため、実施までの準備期間を2カ月程度いただきます。
テキストの変更は不要で、演習で使用する企画書フォーマットを貴組織のものに変える程度であれば、比較的すぐ実施が可能です。いずれにしても、前もって規程の内容を営業担当にお知らせください。講師に伝え、講義内容に反映させてまいります。
企画の立て方ではなく実現のための推進方法について学べる研修はありますか?
企画に説得力を付与するプレゼンテーションのスキルや、立案した企画を関係者に周知する交渉・調整スキル、計画立案・管理など企画の実行力を高めるプロジェクトマネジメントのスキルを習得する研修がございます。
これら、企画の実現に役立つスキルを習得する研修を一部ご紹介します。
調整力発揮研修 ステークホルダーマネジメント編(1日間)
プロジェクトマネジメント研修~確実にプロジェクトを進める編(2日間)
民間向け企画力研修と官公庁向け企画力研修の違いは何ですか?
テキストや本質的な内容に違いはありませんが、演習の内容が異なります。民間向けの研修は、商品企画・販促企画・事業企画など企画の投資効果が分かりやすく、定量効果も見込める内容が多いですが、官公庁向け企画力研修は業務改善、CS改善など定性効果を見込める演習が中心です。
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