「自己分析」、就職活動をしている方で知らない方はいないぐらいメジャーな言葉ではないでしょうか。書店には自己分析の仕方の本など多く並べられておりますが、そこにはない、インソース社員が感じた自己分析について書かせていただきました。何かの参考にしていただければ幸いです。
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■自己分析はやりたいことを見つける抽出作業
自己分析の手法とは、
「過去の色々な場面を思い出し自分がどう思ったのか」、
「どういった行動をとったから、自分はどういう人間なのか」
を知るものです。
私の友人もノートに自分史年表を作り、いつ、どこで、どんなことがあり、自分はその時どうであったかを書いていました。しかし、私はしませんでした。
その理由は、今の自分が過去の自分と同じ場面に遭遇した場合、同じ感情を抱くだろうかと疑問に感じたからです。
私は、人の心は日々成長すると考えています。といいますのは、例えば小学生のときに友達と些細なことで喧嘩をしてしまったとします。
あの友達は絶対に許せない、という思いで喧嘩をしたはずです。。
しかし、今現在、同じ些細なことで喧嘩をするでしょうか?今の自分は、相手の意見を聞くことができるようになっていたり、納得いかないことに対して、落ち着いて、論理的に話すことができるようになっているのではないでしょうか?
これは極端な例ですが、このように昔と今で、時間を経ることで自分の考えが変わるということは往々にしてあります。
ですから、過去の自分から今の自分を知ろうとするよりも、将来成りたい自分から、自分はどういった人間なのかを知るほうがよほど、今の自分を知ることができると思います。
そのためには、やはり自分自身で将来の自分を真剣に考える必要があります。自己分析とはやりたいことを見つけるための抽出作業です。
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■私の自己分析例
私が行った自己分析は、まず、"夢"(現時点でなれるかなれないか分からないぐらいの高い目標)を決めます。その際に、なぜそうなりたいのかを突き詰めます。
この作業は考えて考えて考えて考えても、考え過ぎということはありません。
"夢"を具体化したら、次に、その夢を達成するのに必要な目標を設定します。(目標の数は多ければ多いほどよい。)
そうすると、"夢"をかなえるために、「今何をしなければならないのか」、「何から取り組んでいくべきか」なのかが明確になります。
私が行った自己分析になぞって例を出すと、
【夢】CMプランナーになること
【なぜなりたいのか】
・CMが好き、華やかな世界が好き、多くの人に影響を与えることができる
・自分のイメージを現実にすることができる
【なるためにはどんな目標が必要か】
・広告業界の仕組みを知る
・コンペで勝つためにプレゼン能力を高める
・絵コンテを書くために絵を描けるようになる
・パソコンでの作成・編集作業が多いので技術、知識を会得する、
目標に関しては順序が入れ替わることがあるかも知れませんし、数が増えることもあると思います。
上記のように目標を出していくと、しなければならないことがおのずと見えてきます。
今回の例で言うならば広告代理店、製作会社で営業をすることです。広告業界の仕組みを知り、広告を売ることによってプレゼン能力が養われます。そこで、十分な経験を積み、次のステップを自ら決めて挑戦していく。
具体的に将来をイメージすることで本当に自分がやりたいことは何なのかを見つけることができるはずです。
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■思いに芯を通し目標を軸にする
自分で自分を見つめなおすことは非常に苦しく、時間のかかる作業だと思いますが、人生の節目である就職活動で自己分析を行った経験は今後も様々な場面で活きてくるはずです。
考えれば考えるほど、自分のことが理解できるようになり、意思が考え方に芯として通ります。さらには夢を実現するための明確な道しるべとなる軸を作ることができます。
将来の成りたい自分から、今の自分に落とし込む。そして、その思いに芯を通し、目標を軸にする。それこそが自己分析であると私は思います。
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【自己分析のヒント】
どうしてきたではなく、どうしたい!という思いから自分を分析してみてはいかがでしょうか。
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