■面接官の方の心に響く答え
「あなたはどんな人ですか?」これは、よく聞かれる質問ですが、漠然としていてとても答えにくい質問です。
おもいつくままに、関係している事柄を挙げると、
「年齢」「性別」「在籍している学校」「長所」「短所」「得意なこと」「不得手なこと」「資格」「学校の成績」「これまでの成功事例・失敗事例」「将来やりたいこと」・・・などはよくみなさん話している内容ですが、
自分は「どんな人間か」ということはおおよそわかっていてもなかなか言葉に出すことができません。それなぜでしょうか?
(1)その機会に遭遇しないから慣れていない
(2)改めて人に伝えることを前提に「考えた」ことがない
(3)具体的なポイントを整理できていない
という以上の3点が主な理由ではないでしょうか。
「面接」で上手く話すことに皆さんの気持ちは向いてしまい勝ちです。しかし、「何を話す」かが本当に大事なことです。また、その内容も面接で話すのにフィットしていなければなりません。
例えば、事実だけではなく、「自分がどのように感じ、考えたか」という視点を含んでいると、より面接官の方の心に響きます。
■話す内容の考え方
頭だけでなく、手も動かしましょう。それは「書き留める」ことです。最初は「メモ」で。
頭ではわかったつもりでも、いざ書こうとすると、まとまらないことって多くないですか?
それは、話すことは表情や身振り、また場の空気などで省略やごまかしがききますが、「文字」だと、それだけで内容オンリーで判断されます。
内容を先鋭化させたいなら、頭で考えるだけではなく、文字にするのが一番です。
「メモ」は、パターンを変えて書き溜めて、整理して。ばらばらにならないようにノートにする。相手企業が変われば、内容を少し変える。
ひと手間かけて、話す内容を準備しましょう。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方