採用・教育の仕事をしていてつくづく思うことは、
「就職」するという事は多くの人にとって「仕事」と同じだなと思います。
そのプロセスを見ていると、仕事の出来る人の成功パターンは就職
での成功パターンと似ています。
●面接官の基礎知識
面接官は入社以来ずっと面接ばかりやってきた訳ではありません。
基本的には、営業や企画などの「仕事の現場」を経て、
面接をやっているのです。
ですから、彼らの思考を知っておくことは重要です。
●「仕事の現場」
今、企業は厳しい経営環境にあります。
仕事の現場では、日々以下の動きが繰り返されています。
1.制約された条件の中で(人材、資金、商品、知名度)
2.同業他社と競争しながら
3.自社の利点(長所)を強調し(プレゼンテーションし)
4.自社へ利益をもたらす(売上を計上する)
この困難な仕事を日々行っています。
端的に言って、みなさん以上に苦しいのが現実です。
「圧迫面接」も会社に入ってから起こるたくさんの困難なことに
直面したとき、その人材はいかなる論理で、行動で、
対応するかということが知りたいがためです。
●「面接の現場」
面接の現場でも同じような戦いが繰り広げられています。
1.「窮屈」であり「困難」な状態で(着慣れないリクルートスーツ
を着て、行ったこともない場所を探してたどり着き)
2.多数の応募者の中にいて
3.自分のセールスポイント(長所)をアピールして
4.内定を取る。
という流れは、「仕事の現場」と同じです。
皆さんの基礎力、創意工夫を面接官は入社後の仕事ぶりに
重ねあわせて見ています。
「内定を取る」という仕事を通して。
◇次回は人事担当者が語る「行きたい会社の選び方」「欲しい人材」です。
ご期待ください。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方