社会人のルール~全8ページで徹底解説!
新人向けビジネス基礎
1.職場での振る舞いにもルールがある
出勤する時間・身の回りの整理整頓・離席時の配慮・休憩中の会話・退勤のタイミングなど、気をつけるポイントはたくさんあります。
これらのルールは就業規則に記載されていることも、されていないこともあります。
社会人になれば、書かれていない・言われていないから、やらないのではなく、自ら気づき・行動できることが求められます。
2.場面ごとのポイント解説とコラムで徹底指導!
本テキストには、通常は現場のOJTで先輩が手取り足取り教えることも網羅されています。
例えば、新人のうちは早めに出勤しましょう、というのはどのビジネスマナーの本にも書いてあることですが、新人の皆さんが知りたいのは、
「じゃあ、具体的に何分前に出勤するのがベストなの?」
「まだ自分が担当する業務もないのに、早く会社に行ってなにをするの?」
ということなのです。場面を想定しながら、グループごとに考えていただきますが、ここで大切なのは「なぜそう考えるのか」ということです。
新人である自分たちでもできることはなにか? 共有スペースの整理整頓をする、プリンターの紙を補充しておく、部署の先輩や上司の1日のスケジュールを確認しておく、といった答えが返ってきます。
そして、それをやるのであれば、いちばん早く出社する先輩の15分前を目指す、などといった具体的な行動が見えきます。
「ルール」というと、型にはめられそうでイヤだ、という印象を持つかもしれませんが、この「社会人のルール」8ページによって、新人の皆さんの不安が払拭され、現場に出てからも
受講者の皆さまが生き生きと業務に取り組むことができるのです。
3.朝起きたら39度の熱があった。さあ、どうする?
筆者が以前、地方の営業所の責任者だったとき、入社したての新入社員から、朝の6時に「今日、熱があるので休みます」という電話を、自宅にもらったことがあります。
「とりあえず病院に行ってから連絡しよう」とか、会社に行ったら、「休みます」のメールが・・・ではなくてよかったのですが、急病などで突発的に会社をみたいとき、
だれ宛に、いつ頃、どこに、ということまで、一度きっちり伝えておかなければならないのが、最近の新人の傾向です。
そんなワークも本テキストにはしっかり盛り込まれています。また、そもそも突発的に休むことがないように、自己管理をどうするか、休んでしまった翌日にやるべきこと、
などもテキスト内で具体的にお伝えしています。