2019年4月12日
労働者派遣事業の2017年度の売上高は6兆4995億円で、前年度比が4年ぶりに減少したことが、厚生労働省が労働者派遣事業を行う6万2408事業所が提出した事業報告を集計した結果で分かった。
2017年度の労働者派遣事業の年間売上高は6兆4995億円(前年度比1.2%減)となった。
事業別の内訳は、労働者派遣事業が5兆4912億円(前年度比6.0%増)、(旧)特定労働者派遣事業が1兆83億円(同27.8%減)となった。
売上高10億円以上の事業所は、労働者派遣事業が1049事業所(全体の5.9%)、(旧)特定労働者派遣事業が49事業所(同0.3%)。
労働者派遣事業では売上高1~5億円の事業所が最も多く全体の33.4%、(旧)特定労働者派遣事業では売上高1000万~5000万円の事業所が最も多く全体の43.1%を占めている。
派遣先件数は70万7319件(前年度比1.2%減)で、2年ぶりに減少に転じた。労働者派遣事業が64万1103件(前年度比1.7%増)、(旧)特定労働者派遣事業が6万6216件(同22.6%減)だった。
派遣料金(8時間換算)は、労働者派遣事業が2万1151円(前年度比10.8%増)、(旧)特定労働者派遣事業が2万5802円(同2.6%増)。
業務別にみると、労働者派遣事業で派遣料金が最も高かったのは「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」で3万5355円。
派遣労働者の賃金(8時間換算)は、労働者派遣事業が1万3831円(前年度比9.6%増)、(旧)特定労働者派遣事業が1万6265円(同3.1%増)。
業務別にみると、労働者派遣事業で賃金が最も高かったのは「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」(2万3404円)。
派遣労働者数は、約176万人となっている。
内訳は無期雇用派遣労働者が労働者派遣事業で28万6087人、(旧)特定労働者派遣事業で16万3989人。有期雇用派遣労働者は労働者派遣事業で127万2950人、(旧)特定労働者派遣事業で3万7711人だった。
集計結果は、2017年4月1日~2018年3月31日の期間内に属する報告について、労働者派遣事業2万5282事業所、(旧)特定労働者派遣事業3万7126事業所の状況をまとめた。
配信元:日本人材ニュース
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