11月のトレンドワード
リファラル採用
「リファラル採用(推薦、紹介採用)」を取り入れる企業が増えています。主なメリットとしてよく挙がるのは、採用のコストの削減や、定着率・社風マッチ度の向上などですが、人材育成の観点からも「全社視点・経営視点の浸透」という大きなメリットがあります。
リファラル採用制度では、採用決定後に推薦者に報酬が出る場合が多く、一般社員も積極的に参加します。その際、「自チームに欲しいのはどんな人か」「会社はいまどんなスキルを持った人が欲しいのか」と考えることが、視座を高めるきっかけになります。
特に若手~中堅社員が経営視点を持つことは、次世代のリーダーを育成するうえで欠かせません。不採用や退職時の人間関係など不安要素もありますが、採用強化と管理職候補育成を同時に実現する可能性のあるリファラル採用は、どの企業も一度は検討すべきなのかもしれません。
Pick UP
- 活躍人材を見極める実践スキルを習得する
- 数字の基礎を学び、責任感と意欲を高める
- 中堅社員の組織視点と当事者意識を強める
- 部長職の役割を認識し、組織作りを学ぶ
- 経営者のスキル、考え方、判断軸を知る